世紀の一戦と銘打たれ、
格闘技ファンには何かと話題になっていた戦いが
8月27日にあり
メイウェザーが10回にTKO勝利したようです。
アンタッチャブルのディフェンスを武器に
五階級制覇のボクシング世界チャンピオンで
しかも無敗のまま引退。
総合格闘技UFCでストライカースタイルで
史上初の2階級同時王者を達成した
コナー・マクレガー(28)との一戦は、
順当であればメイウエザーが勝って当然ですが、
二年のブランクと40歳の年齢を加味すると
面白い勝負になると思っていました。
一部には、
ボクシングの最高歩の戦いを見れる試合ではなく
ただの興行であり、メイウェザーが
お金を稼ぐための試合でしかないと
揶揄する声もあり、
私が決して見たくなかったのが
衰えたメイウェザーが往年の影すらなく
無様に叩きのめされる姿でした。
所が蓋を開けてみると。。。
マクレガーもやっぱり強いと感じましたが、
メイウェザーすげえです。
ゴングが鳴って二人が相対した姿を見ると
マクレガー方がメイウェザーより
1階級上身体が大きかったように感じました。
メイウエザーは、最初は相手の実力を測るように
慎重に戦っていましたが、
3ランド、辺りから自分から前に出始め
4ランドからは完全に見切ったんでしょうね。
今までの試合では見たことがないガードを固めて前に前に。
(ミドル級の村田諒太選手のようなファイティング・スタイル。)
あれは、もう明らかにKO狙いの戦い方で、
TKOランドの10回まで終始圧倒し続けです。
メイウエザーが叩きのめされるところを見たいなんて言う
現役時代から多くのアンチ・メイウエザーがいたようですが、
あれって何なんでしょう。
私にはメイウエザーの華麗なボクシングは、
芸術品としか見えないんですよね。