19世紀末のアメリカ・バーモント州では
未亡人が再婚する場合には、
ちょっと信じられないのですが
全裸で式を挙げなければならなかったとのこと。
この法律を犯すと前夫の全債務に
責任を負う義務が生じました。
またケンタッキーフライドチキンの
カーネル・サンダース氏や
ハリウッド俳優のジョニー・デップ氏の
生誕地としても知られている
ケンタッキー州のオーエンズボロでは、
「人妻が帽子を買う際には、まず夫が被ってからにせよ。」
との市条例があるそうです。
この市条令がどんな理由で制定されたかは不明。
どんな理屈でこのような法律が出来たのか
全く見当がつかないので
サンドイッチマンじゃないけれど
「ちょっと何言ってるか分かんない。」
時代と共に価値観が変化するので
現代の価値観で当時の価値観を評価するのは
まあ野暮なことではあるのですが
ユニークな条令が制定された背景には
面白い理由があるはずなので知りたくなります。
変えた方が良いものは
時代の流れのなかで思いのほか短い期間で
自然とあっちへ動いたりこっちへ動いたりしながら
丁度良い形に治まっていくのではないかと。
子供の頃にあんなに興味があったカブトムシも
今となればさほど興味を無くし、
子供の頃に嫌いだった食べ物や
好きだった食べ物も移り代わり、
私の場合、真剣に打ち込んだ武道やスポーツも
ほろほろと興味が剥がれ落ちて
今は、以前には思ってもいなかった
名所、史跡巡りへと到達して、
その他の色々なものについての興味や価値観も
自然と移り代わってきました。
絶対的だと感じる何かに対しての価値観でさえも
実は、ふわふわとした緩やかなものかもしれません。
なので何らかの価値を
自分が握りしめ続けない限り
あれほど苦しんだことも
しばらくすれば何であんなことでと
嘘のように消えることも少なくありません。
今、自分が居る環境自体を変えることや
今いる環境に自分を適応させることが
困難であるなら頑張り過ぎることを止めて
自分に適した環境へと移動することも
効果的な方法の一つに成り得たりします。
そして、いざとなれば今居る環境から
自分に適した環境に移動することを
心の中に決意しておくだけでも
今居る環境に対して
心の重荷が軽くなることもあります。