心の扉 神戸カウンセリング花時計

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強盗との約束

2023年10月22日 | 雑感・愚見

 

1936年 東京の世田谷署に23歳の女性が

「3日前に強盗に入られた。」と届けました。

 

届けが3日間遅れた理由について聞かれた女性は、

「3日間警察に届けなければ強姦はしない。」

と言う強盗との約束を守ったから。

 

 

 

この被害者の女性の行動は、

約束を破って警察に駆け込んだことを

強盗犯が知ってしまうと「約束を破ったよね。」と

舞い戻って来て酷い目にあわされるかもって

考えてのことだと思うんですよね。

 

多くの強盗犯は、金品を手に入れたら

犯行現場から出来るだけ早く立ち去るのが普通。

この犯人が強姦をするつもりなら

上のような取引を持ち出すことはないと思われます。

 

なので犯人は、端から強姦するつもりはなくて

脅して釘を刺すことで犯行の発覚を少しでも遅らせて

行方をくらますための時間稼ぎをするためと考えられます。

 

そうだと被害者の女性も頭では分かっていたとしても

やっぱ怖いですよね。かなり怖いと思います。

 

自分の身を少しでも安全にしたいし、

怖さや不安の元を少しでも減らすためにも

犯人の言葉に従ったとしても不思議ではありません。

 

いやいや、被害者の彼女は、犯罪は犯罪。

約束は約束だとして犯人との約束を守ったのだとしたら、

私なんかは、被害者の女性が愚かな女性と言うより、

素敵な女性のように思えてしまうんですよね。

 

 

話は変わりますが、端からの端と言う文字

F1レースで空気抵抗を軽減するために

前を走る車の後部に、自分の車の前部をピッタリつけて

走行する技法をテール・ツー・ノーズと言うので

なんかちょっと違和感を感じながらも

端からを鼻からと長く勘違いしていたんですよね。

 

他にも昔の生理用品のテレビCMで

『2日目も大丈夫。』のフレーズの意味を長い間、

二日間連続使用が可能だと理解していたんですよね。

(これある女性に大笑いされてしまいました。)

 

知っている、分かっていると思っていることの中で

大きな勘違いをしたままになっていることが

まだまだ私の中には眠っているとは思うのですが、

自分ではそうだと思っているのですから

それらを調べることはまあないので、そのままです。

 

何かを調べる流れで出くわす幸運に巡り合えたり、

誰かにそれを指摘されたり、笑われたり、

完全論破されたりするのもまた楽しからずやなんですよね。

 

ああ目から鱗をどしどし落としたい。

 

 

 

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