心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

かまいたち 炎上

2024年03月04日 | 雑感・愚見

 

なんかかまいたちの二人の薬剤師への発言が

炎上しているらしいですね。

 

ちょっと確かめてみたら28日ABCテレビの深夜放送で

関西人のせっかちをテーマにした話の中で、

 

処方箋を持って調剤薬局に行った際に

薬剤師から色々と質問をされる時間にイラッとするとか、

薬剤師は医者憧れみたいなものがあるんとちゃう

と発言したことで炎上したようです。

 

 

まあ番組のテーマで話したことなので

薬剤師からの質問の時間について

実際のイライラ度が小さくても面白くするために

気持ちを盛った話をしたんでしょうし、

 

あれって診察を受けた医者の処方箋があるのだから

二度手間で全く無駄な時間のように感じる人は、

少なからずいるとは思うんですよね。

 

私も今の仕事に関わる前は、

マツモトキヨシのような薬店では

客が持ってきた薬を販売するだけだし、

調剤薬局でも処方箋に書かれている通りに渡すだけなのに

何年間もの勉強する意味があるのって思っていたし、

 

もっと言うならコンビニのように雇ったアルバイトに

任しても良いんじゃないのって

外側からだけ見て思っていたんですよね。

 

 

毒にも薬にもならない。って言葉がありますが

薬は、薬にもなるし毒にもなる危険なもので、

店内の棚に並べられている薬をレジに持っていけば

購入できるような薬でも

過剰に飲めば時に命に関わることもあるし、

 

言うまでもなく

医者の処方箋がなければ渡せない薬の場合は、

身体に強く作用するので間違った薬を服用したり、

間違った服用の仕方をすると薬店で販売されているものより

はるかに健康への危険度も増すことになります。

 

なので患者さんの健康を医師と薬剤師とで

ダブルチェックをして護っているし、

薬剤師が疑問を感じた場合には、

即座に医者に連絡を入れて

処方箋が間違っていないかを確かめています。

 

患者さんにどのような薬を提供するかは

医師が診察をして判断をしますが

薬剤師は、昔は4年間も薬について学び、

現在は6年間も薬について勉強しているので

薬については医者より詳しいんですよね。

 

なので薬剤師は、薬害から患者さんを護るために

非常に重要で責任のある最終防衛ラインを

担っていることを知っている人や薬剤師の方は、

業務の理解を求めたり、発言の間違いを

訂正したくなるとは思います。

 

でも顔を真っ赤にして体を震わしながら

コメントを書き込んだ人達ってどれ位いたんだろう。

多くの人は、知識を提供して理解を進めてもらおうと

コメントしたと思うんですよね。

 

だって番組内でのかまいたちの二人の発言って

悪意ある発言じゃないし、発言を聞いた時に

『分かるゥ分かるぅ。』って共感した人って

少なくないと思うんですよね。

 

で雨降って地固まるで、かまいたちの二人の発言は、

確かに良くないと言うより理解が足らない発言ではあるけれども

薬剤師とのあの時間の重要性についての理解が

一般により広がることに

かまいたちの二人は貢献したと思われるので

良かったんじゃないかと。

 

私は、あの二人はなかなかの曲者なので

薬剤師の仕事について一般的に理解が広がることを

狙っての発言だったんじゃねえのって疑っていますが、

さすがにそんな訳は無いか。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリングルーム花時計



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。