心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

3つの視点ー上位、同列、下位

2009年06月06日 | 雑感・愚見
私達は単独では生きずらい社会性動物です。
社会とは人が集まり、その人達の生活をより豊かに快適にするための仕組みとすると、
その中で生きていく時には、当然、他の人と関わることになりますが、
この社会生活を円滑にするために序列が生まれることになります。

会社では社長がトップであり、当然、新入社員は序列の下位に位置します。
まさか、新入社員が社長の考えを無視して、そんなものは関係ないと、
私がトップであると振る舞うことは無いと思います。

このような分かりやすくて収まりやすい場合は摩擦が起きにくいのですが、
会社の上司が部下に対して、その仕事以外において少しは下がった上位に位置して
関わるのは良いとしても会社の序列そのままで関わろうとすると
軋轢を生みだす可能性が出てきますし、
いくら社長であるからと言って、習い始めのダンススクールで、
ダンスの講師よりも偉そうにしては話になりません。

自分の立ち位置は、柔軟に変更することが大切なのですが、
いつも上位に位置しようとしていたりすると常に態度が傲慢であったり、
上から目線の言葉づかいで周囲の人から反感をかったり、
常に自分を自ら下位に置こうとする人は、自信無げな態度や、
はっきりとしない言葉づかいで頼りなさを感じさせたりして、
周囲の者達が同列に扱わない原因を自らが作ってしまうことになりかねません。

人との関わりにおいて、今一つ上手くいってないと感じているとするならば、
このような自分の立つ位置をチェックしてみるのも一つの方法です。
そして、状況によって少し下げてみたり、上げてみたりします。

そして、自分にそのような傾向があることを発見しても、
どうしても柔軟に変更することが難しいようなら、
心理カウンセリングでその原因を探し改善に取り組んでみることも、
十分価値があると思います。

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計




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