今回は名所巡りと言うよりも
ちょっとしたお出かけの方がぴったりかな。
気温が少し暖かくなって
新型コロナウイルスの感染力が
弱くなるであろう時期まで
遠征する気分になれないので
この機会を活かして
近場で一度は訪れたいとまで思えず
全く興味がないとも言えない場所を
訪れることにしました。
神戸湊川神社 表神門
で向かったのは、
私の拠点がある兵庫駅の隣の駅の神戸駅。
湊川神社は、今回の目的地ではないのですが、
神戸駅に来たら私の心は参拝を求めてきます。
表神門を通り境内奥の拝殿でお参りする前に
先ずは表神門横の楠木正成公の御墓所にお参り。
徳川光圀公（水戸黄門）の銅像
湊川神社の楠木正成公御墓所に
何故徳川光圀公の銅像があるのかと言うと
徳川光圀公が楠木正成公を慕われて
墓碑「嗚呼忠臣楠子之墓」を建立されことが理由。
楠木正成公墓碑
元禄５年（１６９２）に徳川光圀公が家臣を遣わして
光圀公自ら書いた文字「嗚呼忠臣楠子之墓」を
墓碑の表面に刻ませました。
湊川神社 境内
湊川神社 石鳥居前の獅子と狛犬
湊川神社の石鳥居前の獅子と狛犬、
かなり出来が良いんですよね。
湊川神社 社殿（拝殿）
二礼、二拍手、一礼。
「世界の人が幸せになれますように。」
湊川神社 社殿前の狛犬と獅子
社殿前の狛犬と獅子も特徴ある姿をしていて
面白味があります。強そうなのは社殿前の
七頭身の狛犬と獅子ですが、
私的には石鳥居前の三頭身の方が好みです。
湊川神社 社殿（拝殿）の天井画
社殿の天井画は、棟方志功等の
全国の有名画家が奉納したもの。
楠木正成公 殉節地
今回の湊川神社の参拝は、
神戸での２０２１年の初詣でもあるので
社殿と御墓所と殉節地の三か所で
お参りさせてもらいました。
緑と彫刻の道 「若き立像」
湊川神社の西側の通りは、
緑と彫刻の道と名付けられた道で
複数の彫刻が設置されています。
緑と彫刻の道 「霧笛」
これらのリアルな銅像のモデルになった人は、
自分の裸体が街の通りに設置されている訳で、
どんな気持ちなんだろうか。
喜ばしいような、恥ずかしいような………。
緑と彫刻の道 「シーホース」
緑と彫刻の道 「天翔ける女神」
リアルでなさそうなこの銅像、
実は、夏の真っ盛りに風呂上がりに
エアコンの効いた部屋で横たわり、
ポテチを食べながらテレビを見ている妻の様子を
芸術家の旦那さんが銅像にしてたりしてね。
美しい物を観る目で
裸体像を観る場合は、芸術目線。
愛する人を観る目で
裸体像を観る場合は、愛情目線。
どちらの目でも無くしげしげと
裸体像を見るのは、エロ目線と言うのかな。
緑と彫刻の道
どの銅像も不自然に変色した箇所は無し。
世界の方々、見たまえ！これが日本だあ。
緑と彫刻の道に設置されている
銅像やオブジェの台座の銀のプレートに
作品目に加えて優秀賞と刻まれているものが
数点あるのですが、私は美術の審査員には
不向きなことが分かりました。
神戸文化ホール
緑と彫刻の道の突き当りにある神戸文化ホール。
ここは以前に一度、クライアント様のご招待で
バレエの発表会の観覧で訪れたことがあります。
神戸中華そば もっこす本店
西宮から明石の間で複数店舗を展開している
神戸の人気老舗ラーメン『もっこす』。
店名の『もっこす』は、
頑固者と言う方言らしいのですが、
私の場合は『もっこり』と言いがちです。
これまで高速長田店、兵庫店、松原店で
食したことがあるのですが
それぞれの店舗で味が微妙に違ったので
大倉山の総本店の味がどんなものなのか
一度は食してみたかったんですよね。
もう一つの神戸人気老舗ラーメンの「第一旭」は、
京都第一旭から暖簾分けされ神戸で開店したもので、
神戸第一旭から独立して開業したのが「もっこす」で、
第一旭を少しこってりさせた感じかな。
醤油味と豚骨味のバランスが良く
甘味も感じるスープが美味い。
「第一旭」と「もっこす」の店舗が並んでいたら
どっちを食するのかは、その日の身体の感じ次第で、
優劣をつけることが出来ないんですよね。
大倉山の「もっこす総本店」でお腹を満たし、
今回が初訪問となる大倉山公園に
足を踏み入れることにします。
