1997年 エジプトの近代美術館から
ゴッホの名画「花瓶の花」を盗み出した
イタリア人の男が逮捕されました。
この犯人の男は、
パリにある美術館の老美術館長でした。
AP通信等によるとエジプトの首都カイロの
マハムード・ハリル美術館に収蔵されていた
約43億円の価値があるというゴッホの絵画は、
21日の朝、額縁から切り取られ盗まれていました。
1978年にも同美術館から同じ絵画が盗まれていて
今回が2度目の盗難被害となったようです。
また2020年の3月には、
新型コロナウイルスの影響で閉館中だった
オランダの美術館から数億円の価値があるされる
ゴッホの絵画『春のヌエネンの牧師館の庭』が
盗み出されました。
美術館の発表によると
29日夜から30日にかけて何者かが
美術館の窓を破って侵入し絵画を盗み出したようです。
時折とまで多くは無いですが
海外で有名絵画の盗難事件が報道されますね。
病的に好きな有名絵画を盗難して自宅に隠し持って
夜な夜な一人眺めて悦に浸るためなのか、
はたまた、やったぜ俺は凄い!的な感じで
有名絵画を盗むということに
意味を見出す人かも知れません。
もしかしたら映画や小説の世界のように
裏稼業の人達だけが知る闇のルートがあり
盗難した有名絵画を現金化できるのかも。
エジプトで盗まれた45億円の価値とされるゴッホの絵、
ゴッホが元気でいる頃は全くと言って良いほど売れず、
何かの拍子に絵画の価値が瀑上がりしたということは、
逆にいつ何時、何かの拍子に
価値が急転直下する可能性があるはずですが
まあこれだけの長い期間、評価され続けてきたものが
逆に振れるなんてことが起きるとは思えませんが、
私的には、絵画の価値って
有って無いような煙のような感じなので
惜しみなく多額の資金を費やせる人達が凄い。
絵画の美的感覚が弱い私からすると
何の情報もなくゴッホの絵の前に立って
値段を付けるとしたならう~ん………28万円。
これまで海外旅行でお土産屋さんで値段交渉をすると
私が提示する値段との乖離が大きくて
お店の人が片手を振って帰ってくれ!ってされるのは、
そういったわけです。