先日、「日本の食料自給率」についてのニュースがありました。
だいぶ前から「日本の食料自給率40%」ということが言われていましたが、いざ食卓となると「わびしい」という気がしませんでしたか?
一日3食サツマイモやジャガイモに軽く盛られたご飯一膳。
日本の伝統食である?納豆やお味噌汁といったモノも食卓には上がりません。
夕飯には魚類がつくようですが、それも毎回という訳にはいかないようです。
肉類については9日に1回程度。
サラダ等の野菜類も、食卓に登場するのは週のうち数えるほどのようです。
当然、ファーストフードなどは影も形もありません。
このようなメニューを見る限り、戦後の動乱期よりも「わびしい食卓」のように感じられます。
実際スーパーマーケットに行くと、「アメリカ産ブロッコリー」「中国産どんこしいたけ」「ノルウェー産鮭」等など、海外から輸入された食料品を数多く見かけます。
しかし、そのような食料品の輸入がいきなりストップしてしまうような事態が起こると、いきなり3食ジャガイモやサツマイモになってしまうのです。
もちろん、総ての輸入食材が総てストップするようなことは無いと思いますが、それにしても・・・わびしい、寂しい、貧相な食卓。「粗食」以前の問題です。
反面、飲食店からの残飯や一般家庭からゴミとして出される「賞味期限切れ」の食品は、年々増え続けています。
「食べるモノを輸入に頼っているはずなのに、食べ物を粗末にしている」そんな気がしませんか?
そして、最近では「地産地消」ということが盛んに言われるようになって来ました。
「自分の住んでいる地域で生産されたモノを、地元で消費する」という考え方ですね。
問題なのは、野菜などは「旬」があり季節によっては、食べられないモノがあるということです。
例えば一般的なサラダに使われる野菜は、夏野菜です。
冬にサラダを食べようと思ったら、冬野菜を工夫して食べるという知恵が必要になってきます。
気になったことがひとつ。
今回のニュースが丁度米国のライス国務長官の来日に合わせたかのようなタイミングであったことです。
ライス氏の来日目的は「BSE問題に端を発した、米国産牛肉の輸入再開」です。
米国産牛肉については、まだまだ問題が多く輸入再開という状況にはなっていません。
それどころか、米国自身はBSE発生国からの牛肉の輸入禁止を解いてはいないのです。
まるで「食糧自給率が悪い国なんだから、サッサと輸入を再開しなさい」とでも言っているかのようです。
もちろん、そんなことは誰も言ってはいませんけど。
食の安全という点でも、日本は国内の自給率を上げる必要があるようですね。
これからは「地元で取れた旬の食材を必要なだけ購入して、美味しく頂く」というライフスタイルが、一番お洒落になっていくかも知れません。
だいぶ前から「日本の食料自給率40%」ということが言われていましたが、いざ食卓となると「わびしい」という気がしませんでしたか?
一日3食サツマイモやジャガイモに軽く盛られたご飯一膳。
日本の伝統食である?納豆やお味噌汁といったモノも食卓には上がりません。
夕飯には魚類がつくようですが、それも毎回という訳にはいかないようです。
肉類については9日に1回程度。
サラダ等の野菜類も、食卓に登場するのは週のうち数えるほどのようです。
当然、ファーストフードなどは影も形もありません。
このようなメニューを見る限り、戦後の動乱期よりも「わびしい食卓」のように感じられます。
実際スーパーマーケットに行くと、「アメリカ産ブロッコリー」「中国産どんこしいたけ」「ノルウェー産鮭」等など、海外から輸入された食料品を数多く見かけます。
しかし、そのような食料品の輸入がいきなりストップしてしまうような事態が起こると、いきなり3食ジャガイモやサツマイモになってしまうのです。
もちろん、総ての輸入食材が総てストップするようなことは無いと思いますが、それにしても・・・わびしい、寂しい、貧相な食卓。「粗食」以前の問題です。
反面、飲食店からの残飯や一般家庭からゴミとして出される「賞味期限切れ」の食品は、年々増え続けています。
「食べるモノを輸入に頼っているはずなのに、食べ物を粗末にしている」そんな気がしませんか?
そして、最近では「地産地消」ということが盛んに言われるようになって来ました。
「自分の住んでいる地域で生産されたモノを、地元で消費する」という考え方ですね。
問題なのは、野菜などは「旬」があり季節によっては、食べられないモノがあるということです。
例えば一般的なサラダに使われる野菜は、夏野菜です。
冬にサラダを食べようと思ったら、冬野菜を工夫して食べるという知恵が必要になってきます。
気になったことがひとつ。
今回のニュースが丁度米国のライス国務長官の来日に合わせたかのようなタイミングであったことです。
ライス氏の来日目的は「BSE問題に端を発した、米国産牛肉の輸入再開」です。
米国産牛肉については、まだまだ問題が多く輸入再開という状況にはなっていません。
それどころか、米国自身はBSE発生国からの牛肉の輸入禁止を解いてはいないのです。
まるで「食糧自給率が悪い国なんだから、サッサと輸入を再開しなさい」とでも言っているかのようです。
もちろん、そんなことは誰も言ってはいませんけど。
食の安全という点でも、日本は国内の自給率を上げる必要があるようですね。
これからは「地元で取れた旬の食材を必要なだけ購入して、美味しく頂く」というライフスタイルが、一番お洒落になっていくかも知れません。