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女性マーケターから見た日々の出来事

慶事ではあるけれど・・・-秋篠宮妃第三子ご懐妊-

2006-02-07 20:21:58 | 徒然
「東横イン」についてのエントリーにトラックバックを下さった「BYPASS」さん、ありがとうございました。
昨日の東横インの社長さんの謝罪記者会見をニュースなどで見て「どうせ、後で『テヘッ』て、舌を出しているんでしょ」と、感じた人が多かったのではないでしょうか?

昨日の天気予報は、大きくハズレ相変わらず、寒い一日となった。
気象庁には苦情が殺到したようだ。
雪が降った後、いきなり気温が15℃もこの季節に上がるというのは、どう考えてもおかしい。
「それはないだろう?」という予報を出した気象庁や気象予報士は、いなかったのだろうか?
そちらのほうが、不思議な気がする。

今日飛び込んできた「秋篠宮妃の第三子ご懐妊」のニュース。
慶事ではあるけれど、どこか素直に「おめでたい」と思えない、自分がいる。
いわゆる「出産準備品」を扱う企業などの株価が、上がっているようだが、投資家にとってはこのようなニュースも「投機」の材料のひとつとなるのだろう。
この背景には、「皇室の慶事にあやかろうと、出産する人が増えるのではないか?」という期待感があるといわれている。
でも本当だろうか?
皇太子の第一子である、愛子様がお生まれになった年、前年よりも出産する人が増えただろうか?
記憶がない状態なので断言できなが、さほど変わらなかったのではないだろうか?
それよりも、現在不妊治療に当たっている人たちの実態は、もっと深刻な気がするのだ。

そしてもうひとつ気になるのが、「皇室典範」。
この問題は、一般的には「女性天皇」支持が多かったのだが、年が明けてから急に「男系男子」にこだわるような発言が増えてきた。
何でも「(世界に類をみない)万世一系」ということらしい。
将来「何処の馬の骨とも分からないような家系を、天皇家に入れてはいけない」ということのようなのだが、それは男女関係なくあることなんじゃ・・・と思うのだ。
様は、天皇家に繋がる子々孫々は「正当な天皇家に繋がる血を持つものでなくてはいけない」ということなのだろう。
でも、この春学習院幼稚園に入園される愛子様のクラスメートは、既に「それなりの家」のお子さんばかりが集められているのではないだろうか?
間違って、「何処の馬の骨とも分からない」ような家庭のお子さんが入園しても、クラス分けなどで、振るいにかけられるはずだ。
むしろ、旧皇族とか旧華族の家系を引き継ぐような同世代のお子さんが、集められているのではないだろうか?
もし、旧皇族の家系の男性と愛子様が将来結婚されれば、「男系男子」という問題もあやふやになる。

そして「男子」ということばかり声高に言われることで、現在病気療養中の皇太子妃雅子様の病気が悪くなることや、第二子(=男子)期待論などが復活することを、懸念するのだ。