日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

美の基準は、時代を映す鏡?

2006-02-14 22:14:21 | トレンド
昨日の夕刊フジに「美穂から美咲へ」という記事が、掲載されていた。
Yahooのトピックスでも取り上げられていたので、読んだ方も多いのではないだろうか。
この記事を読むと、女性の「なりたい顔のイメージ」というのがわかる。
まぁ、調査をした会社が整形美容の関連だから当然といえば、当然なのだが・・・。

調査結果を見ると、全体的に「元気な雰囲気のある顔」という気がする。
「美人」の基準は、時代を映す鏡とも考えられるのだが、女性の多くが「元気な雰囲気」を求めているというのは、ポジティブ思考の現れなのだろう。
やはり、男の子よりも元気な女の子ということなのか?
ただ、数年前に一世を風靡した?藤原紀香さんの名前が上位にない。
「元気な雰囲気」という点では、伊東美咲さん以上に元気な雰囲気があると思うのだが、優しい感じにやや欠けるのだろうか?

先日、コンビニエンスストアーの雑誌コーナーで立ち読みをしていたら(お店の方、すみません)、ふたり組みの女子高校生がティーン向け雑誌を読みながら「ねぇ、この子可愛いよね~。眉毛太いのに・・・」と話をしていた。
見ていたのは、長澤まさみさんか綾瀬はるかさんだったようだ。
数日前には、倖田来未さんを見ながら「カッコ可愛いよね~」と、話をしていた。
女子高校生にとって「可愛い」のひとつの基準が、「細い眉毛」だったようなのだが、それを覆している存在が、長澤まさみさんや綾瀬はるかさんなのだろう。
この春には、ナチュラル太眉の女子高校生が当然のごとく、増えるかも知れない。

トリノオリンピックでの活躍が期待されている、ミキティーこと安藤美姫選手。
昨年の大会でのメイクは、「・・・」という気がした。
そんなに濃いアイメイクをしなくても、若い美しさをアピールすればもっと素敵だと思うのだ。
やはり、時代と共に年代の「美の基準」があっても良いのではないだろうか?
そんな気がする、調査内容だった。