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大阪はダンス天国?

2017-09-18 19:55:53 | アラカルト

朝日新聞のWEBサイトに、面白い記事があった。
Facebookでシェアされているランキング?で、一番注目されているのが「バブリー」女子高生、キレキレダンス・・・という内容の記事だ。
朝日新聞:「バブリー」女子高生、キレキレダンス 衣装は祖母の・・・
動画が紹介されているので、女子高生のダンスはそちらを見ていただきたいのだが、この話題になっている女子高生たちが在籍をしている大阪府立登美丘高校のダンス部は、全国高校ダンス部選手権などで優勝経験もある「ダンスの名門校」らしい。
昨年話題になった星野源さんの「恋ダンス」も、ドラマ開始直後にyoutubeにアップされていたような記憶がある。

ただこの記事を読んだ時、思い出したコトがある。
実家へ帰省する度に利用する高速バスの乗り場がOCTなのだが、このOCTの地下に比較的大きな空きスペースがあり、そこでダンスの練習をしている若者の姿を度々見るのだ。
それだけではなく、OCTのイベント掲示には、ダンスコンテストの優勝者の写真が貼られている。
年齢は、小学生くらいから成人まで様々だ。
年齢だけではなく、女性のみのグループ、男性のみのグループ、男女混合のグループと分かれていたりする。

もちろん、名古屋でも同じような空きスペースでダンスをしている若者たちの姿を見ない訳ではないが、コンテストの告知は無かったような気がするのだ。
あくまでも仲間同士でダンスをして楽しんでいる、という範疇のように見受けられる。
東京の事情は知らないが、OCTの掲示のように施設公認のダンスコンテストが開催されている、というのは全国でも珍しいのでは?という気がしている。
もしかしたら、大阪はダンスに対して理解があるのか?と、OCTの掲示を見るたびに思っていた。

そう考えると、登美丘高校のダンス部が強いのも理解できる。
今では学校の体育の授業の一環として、ダンスが取り入れられているということもあるとは思うのだが、大阪という地域が、ダンスに対して理解があるだけではなく、多くの人たちが楽しんでいる、という社会文化があると考えられるからだ。
というのも、OCTでダンスをしている若者を初めて見たのは、20年以上も前だからだ。

彼女たちのダンスを見て、懐かしく思った世代は「バブル経済」で踊った(踊らされた?)人達だろう。
世間で「バブル、バブル」と言われながら、その実感があまりなく、仕事に追われるばかりだった私にとっては、「そんな時代もあったな~」程度だ。
決して「バブル」で踊っていた人ばかりではない、ということも覚えておいて欲しい(と、個人的には思っている)。