日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

新ブランドなるか?「道頓堀パール」

2006-01-10 21:06:11 | ビジネス
昨日のエントリーにトラックバックを下さった、「時事を考える」のマルセルさん、ありがとうございました。
Yaooのトピックスで、この記事の見出しを見たとき、てっきり噂になっていた?ヒルズ族の方かと思ってしまいました。
堅実な選択だと思います。
ただ私にとっては、写真週刊誌などで「パンツルックで下着ラインが見える」と言ったところでしか、見たことのない女子アナでしたので、女子アナとしての技量は分かりかねるところがありますが・・・。まぁ、寿退社をされるようですので、関係ありませんけど。

朝日新聞のWEBサイトasahi.comに道頓堀パール、3年かけ養殖 汚れの元食べ美しく?成長と言う記事が、掲載されている。

大阪人以外の人にとって「道頓堀」と聞けば、阪神タイガース優勝で飛び込む若者が続出する場所程度の所かも知れない。
そして、それにまつわる話として、飛び込んだ人が水質の悪さに病気になり、症状が重い人は半年ほど病院通いをするハメになった「汚い川」という印象を持っているだろう。
実際、大阪出張で頻繁に通った「道頓堀」は、異臭が漂うところだった。
そんな「道頓堀浄化」を目指して、3年前に始まったのが今回の「道頓堀パール」プロジェクト。
テレビのニュースでも少し話題になり、その後の経過を気にしていた。
そして・・・3年の月日を経て見事に結実!したようだ。

写真で見る限り、とてもきれいな淡水パールのような印象がある。
もし、大規模養殖ができるようになれば、立派なビジネスとして企画したNPOの収入源となり、より多くの汚れた川などで実施されるようになるかも知れない。
実はパールそのものの国内生産量は、年々減少している。
私たちがよく目にする丸いパールは、ご存知のとおりアコヤガイに核を入れて海で養殖している。
ところが、海洋汚染がひどくなり年々良質のパールが取れなくなり、日本で採れる唯一の「宝石・パール」の危機となっているのだ。
その意味では、真珠業界にとっても朗報となる可能性もある。

今回の成功で、大阪に新しいブランド「道頓堀パール」が登場するかも知れない。
それは、経済的に落ち込んでいる大阪圏においては「一石二鳥」どころか、「一石三鳥」にもなる要素を含んでいるのではないか?


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