「kaoriのマーケティングレビュー」のkaoriさん、昨日のエントリーにトラックバックいただき、ありがとうございました。
最近では、女性のマーケターがドンドン活躍しているようで、嬉しい限りです。
トラックバックやコメントをよく頂く「時事を考える」のマルセルさんが、興味深い観察をしている。
昨日の「今どきの“オトコ”って」のエントリーに、トラックバックしてくださった内容だ。
日経ウーマンの調査で明らかになった「働く女性の求める男性像」が、基となっているようだ。
今どきの働く女性は、家事や育児などに積極的に関わってくれるような「優しいヤギ男」が人気らしい。
反対に、家事や育児を顧みず仕事一本の男性を「トラ男」は、超人気薄と言うことだ。
このような傾向が現れたことには、驚きはない。
と言うのも、おそらく日経ウーマンの読者層となっている20代~30代の女性たちは、「男女雇用機会均等法」施行後に社会に出、「仕事をすることは当たり前」という感覚を持っていると思われるからだ。
反面、殆どの場合自宅通勤で家事全般は「専業主婦」のお母さん任せ、という毎日なのではないだろうか?
「仕事から疲れて帰ってきたら、家事くらい誰かやってよ・・・」というのは、ひとり暮らしの長い私が、常々思っていたこと。
それを「優しいヤギ男」に、やってもらいたいだけのこと。
本当は、仕事もバリバリ、家事や育児にも積極的な「外トラ内ヤギ男」が、理想なのではないだろうか?
もちろん「財布はシッカリ自分が握っている」ということも、大切なポイントだとは思うが。
「財布を握る」という点では、既に消費全体の6割は女性に決定権がある、と言われている。
男性が決定権を持つのは、趣味などの場合が殆どで、生活全般の購入決定権は女性が持っている。それは住宅などの購入も含めてのことだ。
と言う見方をすると、「優しいヤギ男」というのは、単に都合の良い男でしかないような気がする。
もし、本気でそのような男性を女性が求めているとすれば、歪な社会になってしまうのでは?
「コミュニケーションを図れるオコト」の方が、ズッと良いと思うのだが・・・。
最近では、女性のマーケターがドンドン活躍しているようで、嬉しい限りです。
トラックバックやコメントをよく頂く「時事を考える」のマルセルさんが、興味深い観察をしている。
昨日の「今どきの“オトコ”って」のエントリーに、トラックバックしてくださった内容だ。
日経ウーマンの調査で明らかになった「働く女性の求める男性像」が、基となっているようだ。
今どきの働く女性は、家事や育児などに積極的に関わってくれるような「優しいヤギ男」が人気らしい。
反対に、家事や育児を顧みず仕事一本の男性を「トラ男」は、超人気薄と言うことだ。
このような傾向が現れたことには、驚きはない。
と言うのも、おそらく日経ウーマンの読者層となっている20代~30代の女性たちは、「男女雇用機会均等法」施行後に社会に出、「仕事をすることは当たり前」という感覚を持っていると思われるからだ。
反面、殆どの場合自宅通勤で家事全般は「専業主婦」のお母さん任せ、という毎日なのではないだろうか?
「仕事から疲れて帰ってきたら、家事くらい誰かやってよ・・・」というのは、ひとり暮らしの長い私が、常々思っていたこと。
それを「優しいヤギ男」に、やってもらいたいだけのこと。
本当は、仕事もバリバリ、家事や育児にも積極的な「外トラ内ヤギ男」が、理想なのではないだろうか?
もちろん「財布はシッカリ自分が握っている」ということも、大切なポイントだとは思うが。
「財布を握る」という点では、既に消費全体の6割は女性に決定権がある、と言われている。
男性が決定権を持つのは、趣味などの場合が殆どで、生活全般の購入決定権は女性が持っている。それは住宅などの購入も含めてのことだ。
と言う見方をすると、「優しいヤギ男」というのは、単に都合の良い男でしかないような気がする。
もし、本気でそのような男性を女性が求めているとすれば、歪な社会になってしまうのでは?
「コミュニケーションを図れるオコト」の方が、ズッと良いと思うのだが・・・。
世帯財の購買決定権がだれにあるか、ですが、なかなか難しいものでして、妻が決めたと思っていても、ブランドや商品・サービスの選択は実は夫だった、ということがよくあります。(もちろん、妻と夫が逆の場合も)
例えば、夫が家が欲しいと思って、独自に情報を収集し、ある程度、購入したい物件のイメージが煮詰まってきたら、初めて妻に購入検討の意思と、複数の候補を示します。
妻は、候補の中から選択するため「私が決定した」と思っていますが、実は夫の選択肢の中からは出ておらず、実質的な選択の決定権は夫にあると考えられます。
ですが、妻にアンケート調査すると「私が決めた」という回答になります。
面倒なのは、夫の方も上の容易な行為を意図してやっていないことがあって、その選択肢や情報収集は全部自分がしたのに「妻が決めた」と思っていることがあります。
マーケティング上は、最初の夫の情報収集の段階で強力に刷り込んでおくことが大事(*)ですので、この夫婦の「意見」をそのまま鵜呑みにしてはいけなく、その「行動」をよく観察することが大事になります。
(*)検討のきっかけを作ったブランドがかなりの確率で、最終的に選択されます。「商品・サービスの検討」という行為の多くは、「どの商品を買うのか」という検討ではなく、「最初に強い印象を持った商品を買って間違いがないか」という検討のようです。
↓
夫の方も上のような行為を意図してやっていないことがあって