今朝は今季二度目の積雪でした。
…と言っても、箒で掃く程度の積雪だったのですが、それでも一応雪景色です。
うっすら雪景色~♪(8時24分)
まだ花を咲かせている、アリッサムやイソギクにも雪♪
雪を被った、日向と日陰のクリスマスローズたち♪
雪が降った今朝は、最低気温が -1.8℃ と比較的暖かく、
日向の雪はまもなく解けましたが、大町もいよいよ冬に突入です!
今日は日中も気温が上がらず、なんと最高気温は 1.8℃ でした。
(氷点下1.8℃と1.8℃、ちょっと出来過ぎな数値で笑っちゃうね…)
さて、季節を半月程戻りまして、今日の本題へと参りましょう。
11月は旅行記に追われてしまい、日常の記事アップができず、
今頃になってしまいましたが、11月16日と19日のランチです。
まずは、11月16日のおうちランチから・・・
ウチの旦那さんの長姉家族をお招きしての久々おうちランチ、
みんなで「姉弟揃って元気になったお祝い」をしました。
ウチの旦那さんも義姉も突然の大病を患ってしまい、一時はどうなる事かと心配でしたが、
それぞれに通常の生活ができるまでに回復し、義姉が「大町まで行ってみたい」とのこと・・・
…ならば、ランチでのおもてなしをして、我が家のおうちシェフの回復振りも見ていただこう!
両親二人での大町行きを心配した娘夫婦が、娘婿の運転で一緒に来てくれました。
(姪が住む飯田を朝早くに出て、岡谷で義姉夫婦を乗せて、遥々大町まで…)
さぁー、みんなで楽しく二人の快気内祝いをしましょう!
二人ともまだ闘病中なのですが、「作る病人さん」も「食べる病人さん」もニコニコ笑顔。
こんな時期なのに玄関先のナスタチウムがまだ咲いていて、
お部屋も晴れやかな雰囲気になりました。
庭の花たちも、雰囲気作りに一役買ってます♪
今回は、少々落ち着いたシンプルなテーブルセッティング♪
それでは、義姉家族をお招きしての快気内祝いランチ、始まります・・・
シェフはもちろんウチの旦那さんで、お客様とわたしの5名でのおうちランチです。
(料理の説明文は、いつものようにシェフとの合作です…)
まずはサラダ♪
タコのサラダ、大根、人参、ゴボウ、セロリ、トマト(アイコ)
根菜は面取りをしてそれぞれを茹でる
塩味で仕上げ、トマトは皮を剥いて塩味
今シーズン最後の自家栽培アイコが大好評
サーモンとタイのカルパッチョ♪
回りを飾るのは県内産パプリカのマリネ、
玉ねぎ、鉢植えのイタリアンパセリ、緑色のミニトマト
この日のために、美味しいパンをご用意♪
娘と一緒に山形村にあるアイシティ21のパン屋さん
「ドンク」まで買いに行ってきた美味しいと噂のパン
何度もお代わりをして食べていただいてよかった
パンのお供、色々~♪
左から自家製リンゴジャム、養蜂を楽しんでいる友人からの蜂蜜、
スーパーで入手した帝国ホテルの発酵バター、
自家製ブルーベリージャム
帆立のパイヤッソン焼き♪
枯れ草に見立てて、
揚げたジャガイモの上に味付けした刺身用帆立を乗せて、
別のフライパンで揚げたジャガイモを上に乗せる
玉ねぎを焼いて黒胡椒と共に飾った
カボチャのスープ♪
種から育てて栽培したカボチャを茹でて、
玉ネギの炒めたものと一緒にミキサーで攪拌し、
牛乳と生クリームで仕上げた
メインディッシュは、黒毛和牛のステーキ♪
いつもの肉屋さんから調達した店主自慢のお肉
ジャガイモ(男爵)は揚げて、マッシュルームは炒め、
婿殿栽培の下仁田ネギを焼いて付け合わせ、ローズマリーを添えた
ソースはラズベリーを赤ワインと共に煮詰めたもの
肉が大好評で「お代わり」の声が飛び、「今度は塩味で」との要望あり
チーズで小さな一皿♪
左からブリー、ハワイ土産のマカダミアナッツ、
オリーブ塩漬け、ブルーチーズ(イゴール)
蜂蜜と共に、パンと共に、お好きなように楽しんでもらう
デザートは、アイスクリームのフルーツ添え♪
ハーゲンダッツのミニを半分にしてココアパウダーを振りかけ、
グレープフルーツやオレンジなどの果物を添えた
最後はわたしの入れたコーヒーを飲んでいただき、これにておうちランチはおしまい。
ランチを食べながらもお互いの近況報告が続き、
病気のこと、家族のこと、あれこれいっぱいおしゃべりをして、
楽しい時間を過ごしました。
近頃元気もなく食欲もなかったという義姉ですが、
食事は全部完食し、ワインのお代わりまでして・・・
これには夫である義兄やその娘夫婦も、驚きながらもとても喜んでいました。
そして、みんなでたくさん笑って賑やかな時間を過ごせたことは、
病人を抱えるお互いの家族にとっても、楽しくてこの上ない幸せなひとときでした。
ひと段落したら、そろそろ三時のお茶の時間です・・・
日本茶を入れ、夏に作って冷凍してあった漬物、
「きゅうりのどんこ漬け」を小さな銘々皿でお出ししたところ、
これがまた大好評で・・・(これはわたしの自慢話です…)
リクエストに応えてタッパーごと食卓に出して、たっぷりと食べていただきましたよ。
お茶の時間には娘も加わって益々賑やかになり、もう笑いっぱなしの楽しい時間!
帰りに玄関で、義姉が涙を流しながら何度も何度もお礼を言ってくれました。
義姉が流した涙には、
大町まで出かけて来ることができたこと、ランチを残さず美味しく食べられたこと、
横で夫が嬉しそうに過ごしたこと、娘夫婦が二人揃って一緒に連れて来てくれたこと、
ウチの旦那さんが元気にシェフを頑張れたこと、みんなでいっぱい笑って楽しかったこと、
そして、わたしと我が娘も元気で安心したことなども含めて、
あの涙には色んな思いがたくさん込められていたんだなぁ…って思いました。
岡谷と飯田からは、
お花やらリンゴやらお菓子などのお土産をたくさんいただいてしまいましたが、
残念ながら写真がありません・・・
唯一このお菓子、飯田のお土産です♪
このお菓子は、
北信州の栗菓子の老舗「桜井甘精堂」と、南信州の「いと忠」とで共同で開発した、
『栗あん巣ごもり』です。 これがすごく美味しかった!!!
お話変わって、その三日後の19日はお蕎麦屋さんでのお昼ご飯です・・・
少し前に、友人の愛犬が天国に召されてしまいました。
愛犬の介護疲れと深い悲しみに暮れて、毎日涙している友人をなんとか励まさねば!
…ということで、松本の友人を大町までお誘いして一緒にランチをすることに。
我が家のおうちシェフは、三日前のランチのおもてなしで疲れ果てているため、
おもてなしはできず、友人のリクエストでお蕎麦屋さんへ行くことになりました。
駐車場から降りた友人は、出迎えたわたしと旦那さんの顔を見るなり、
もうポロポロと涙が止まりません・・・かなり傷悴してるようなので、
とりあえず家に上がっていただいて、お話を聞くことに・・・
一通り話し終えて落ち着いた頃に娘がやって来て、三人でお昼ご飯を食べに出かけました。
(友人はエッグ教室の先生で娘も共通の友人なので、女三人でのお出かけ…)
この日のスポンサーはウチの旦那さん・・・ゴチになります!
お昼はお気に入りのお蕎麦屋さん、大町の《新行高原》にある「麻の館」へご案内です。
こちら、天ざるです♪
お漬物も美味しかった♪
座敷席の窓から見える景色、爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳方面です♪
山に雲がかかっていて残念だったけど、カラマツの紅葉と雪山がきれいでした。
お蕎麦を食べながら、愛犬の話をたっぷり聞かせていただいて、
これで少しでも悲しみが癒えたらいいのだけれど・・・
でもこういった悲しみは、時間が経たなければ無理かもしれませんね。
帰りに我が家に戻って、みんなでコーヒーを飲んでいたときには、
友人も笑顔を見せてくれるようになって、少しホッとしました。
畑のネギ(松本一本ネギと下仁田ネギ)を抜いて、庭に咲いているイソギクも抜いてお持ち帰りです。
家に帰って植えるという友人の言葉を聞いて、そんな気持ちになってくれたことが嬉しかった!