本日登場するのは小さなシジミチョウたちです。
「ゴイシ に クロツ に ミヤマ に トラフ」、これみ~んなシジミチョウ
だいぶ前、7月24日のことです。
旦那さんの友人から、ゴイシシジミの写真を撮りたいとのご要望がありまして、
自宅から徒歩5分程のゴイシポイントへご案内しました。
ついでに車で8分程の、クロツとミヤマポイントへもご案内~♪
(この時期に、お目当ての蝶がいるかどうかはわからなかったけど場所だけでもと…)
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『ゴイシシジミ』のポイントへ・・・
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運良く数頭のゴイシシジミが飛んでいた
ヨモギの葉には、新鮮なゴイシシジミ♪
笹の葉には、少々くたびれたゴイシシジミ♪
ゴイシシジミは年数回(10月頃まで)発生するらしいから、
まだまだ新鮮な個体に出会えるのでしょうね。
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『ミヤマシジミ』と『クロツバメシジミ』のポイントへ・・・
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こちらも運良く、川の向こう側のポイントでもこちら側のポイントでも、
ミヤマシジミとクロツバメシジミがたくさん飛んでいた
(ここは、ミヤマシジミとクロツバメシジミの二種類が見られるポイント…)
まずは、クロツバメシジミです。
斑紋異常でしょうか、このクロツバメシジミ♪
たぶん上と同一個体の、クロツバメシジミ♪
大きな斑紋の形もかなり気になるけれど、斑紋が一列足りないような気がします
(翅の基部側の斑紋がなくて、スッキリし過ぎてる?…)
年々荒れ果ててきていたこのポイント、気になっていた食草のツメレンゲも、
今年は元気よく生えていてホッとしました。
秋にはツメレンゲとのコラボが撮れるといいなぁ~
次は、ミヤマシジミです。
ミヤマシジミの♀です♪
今の時期はコマツナギの花とのコラボが嬉しい~♪
こちらブルーの翅は、ミヤマシジミの♂です♪
ミヤマシジミの求愛シーン♪
(たくさん飛んでいるから、こんなシーンがあちこちで見られました…)
この時期は食草のコマツナギが花盛りで、
これだけ咲いていればミヤマシジミも健在だなぁ…と、こちらもまずはひと安心!
環境省レッドリストでは、
クロツバメシジミ・・・準絶滅危惧(NT)(長野県版では留意種(N))
ミヤマシジミ・・・・・絶滅危惧IB類(EN) (長野県版では準絶滅危惧(NT))
だそうです。
この二箇所のポイントでは、例年通りたくさんのミヤマシジミが飛び交っていました。
クロツバメシジミも、今年はいつになく多かった気がします。
やっぱりそれぞれの食草が豊富だからでしょうね・・・
この日は旦那さんの友人にも喜んでいただけたようで、ホントよかった!
今日の、お・ま・け
散歩で出会った見知らぬ蝶、
調べてみたらなんとトラフシジミの『夏型』でした。
トラフシジミ夏型♪・・・(7月29日)
(証拠写真だけど、夏型トラフは一応初見なのでね…)
この蝶がトラフシジミだったとはビックリ
春型のトラフシジミは、ほぼ毎年きてくれる庭の常連蝶だけど、
夏型に出会ったのは初めて!
春型と夏型、こんなにも色が違うなんて知らなかったぁ~
(他の方のブログで拝見したことがあったと思うけど、記憶にございませんでした…)
蝶は♂♀とで色柄が違う種もあれば、
季節によって違う種もあるから、ホントややこしいですよね。