21日(日)は午後1時から、大和証券杯女流最強戦決勝・矢内理絵子女王対中井広恵女流六段戦が行われる。羽生善治名人・王座・棋聖・王将による大盤解説会もある豪華版だが、こちらは入場者に限りがあって、私は申し込みをしなかった。
しかし12日のLPSA金曜サロンで、松尾香織女流初段に、「申し込みをしてください」と促されたので、帰宅後大和証券のホームページを開いたら、募集はすでに終わっていた。残念。
ともあれ21日は、矢内女王、中井女流六段とも、悔いのない将棋を指してもらいたい。熱戦を期待しています。
明日15日(月)は、女流王位戦紅白リーグ最終局の一斉対局が行われる。
対局者とその組み合わせは、
〈紅組〉
石橋幸緒女流四段(4勝0敗)-村田智穂女流初段(1勝3敗)
矢内理絵子女王(3勝1敗)-中井広恵女流六段(3勝1敗)
熊倉紫野女流初段(1勝3敗)-貞升 南女流1級(0勝4敗)
〈白組〉
甲斐智美女流二段(4勝0敗)-岩根 忍女流二段(3勝1敗)
上田初美女流二段(3勝1敗)-早水千紗女流二段(2勝2敗)
船戸陽子女流二段(0勝4敗)-中村真梨花女流二段(0勝4敗)
である。この中で私が最も注目すべき対局は、ファンランキング1位と6位の激突である、船戸女流二段と中村女流二段の一戦である。ふたりはとうに陥落が決まり、本局は完全な消化試合だ。しかしふたりはいつもの対局と同じように、必勝態勢で臨まなければならない。それはなぜか。
船戸女流二段は先日の女流名人位戦予選で安食総子女流初段に敗れた。勝負事に「たら・れば」は禁句だが、もし勝っていれば、次に中村女流二段とB級リーグ入りを争うはずだった。今回は仮想B級リーグ入りの対局なのだ。
また中村女流二段は、私が将来の女流名人と目する女流棋士のひとりである。その中村女流二段が女流王位リーグ戦で全敗をするようでは、女流名人位戦B級での活躍も、期待薄となる。
しかしそれらは、前述の命題の主たる理由ではない。
なぜ必勝を期して戦わなければならないか。それは、船戸女流二段と中村女流二段のうしろに、彼女らを応援するファンがいるからだ。消化試合でもなんでも、彼女らの勝利を心から望んでいるファンがいるからだ。そんなファンがいる限り、彼女らはどんな状況でも、全力を尽くして、いい将棋を見せなければならないのだ。
(女流)棋士が対局に臨むとき、相手の立場を考える必要はまったくない。ただ目の前の対局に勝つ。それしかない。挑戦者争いの将棋より、まったく目立たない将棋のほうに注目しているファンもいることを、忘れないでもらいたい。
しかし12日のLPSA金曜サロンで、松尾香織女流初段に、「申し込みをしてください」と促されたので、帰宅後大和証券のホームページを開いたら、募集はすでに終わっていた。残念。
ともあれ21日は、矢内女王、中井女流六段とも、悔いのない将棋を指してもらいたい。熱戦を期待しています。
明日15日(月)は、女流王位戦紅白リーグ最終局の一斉対局が行われる。
対局者とその組み合わせは、
〈紅組〉
石橋幸緒女流四段(4勝0敗)-村田智穂女流初段(1勝3敗)
矢内理絵子女王(3勝1敗)-中井広恵女流六段(3勝1敗)
熊倉紫野女流初段(1勝3敗)-貞升 南女流1級(0勝4敗)
〈白組〉
甲斐智美女流二段(4勝0敗)-岩根 忍女流二段(3勝1敗)
上田初美女流二段(3勝1敗)-早水千紗女流二段(2勝2敗)
船戸陽子女流二段(0勝4敗)-中村真梨花女流二段(0勝4敗)
である。この中で私が最も注目すべき対局は、ファンランキング1位と6位の激突である、船戸女流二段と中村女流二段の一戦である。ふたりはとうに陥落が決まり、本局は完全な消化試合だ。しかしふたりはいつもの対局と同じように、必勝態勢で臨まなければならない。それはなぜか。
船戸女流二段は先日の女流名人位戦予選で安食総子女流初段に敗れた。勝負事に「たら・れば」は禁句だが、もし勝っていれば、次に中村女流二段とB級リーグ入りを争うはずだった。今回は仮想B級リーグ入りの対局なのだ。
また中村女流二段は、私が将来の女流名人と目する女流棋士のひとりである。その中村女流二段が女流王位リーグ戦で全敗をするようでは、女流名人位戦B級での活躍も、期待薄となる。
しかしそれらは、前述の命題の主たる理由ではない。
なぜ必勝を期して戦わなければならないか。それは、船戸女流二段と中村女流二段のうしろに、彼女らを応援するファンがいるからだ。消化試合でもなんでも、彼女らの勝利を心から望んでいるファンがいるからだ。そんなファンがいる限り、彼女らはどんな状況でも、全力を尽くして、いい将棋を見せなければならないのだ。
(女流)棋士が対局に臨むとき、相手の立場を考える必要はまったくない。ただ目の前の対局に勝つ。それしかない。挑戦者争いの将棋より、まったく目立たない将棋のほうに注目しているファンもいることを、忘れないでもらいたい。