一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

沖縄へ

2011-08-13 01:25:02 | 旅行記・沖縄編
夏――。今年も沖縄旅行の季節がやってきた。
夏の沖縄旅行、冬の北海道旅行が定番となってだいぶ経つが、観光する場所に違いはあれど、訪れる季節を変えようと思ったことはただの一度もない。冬の北海道では極限の寒さを体感し、夏の沖縄ではギラつく太陽の熱を全身に浴びる。そのたびに私は日本の広さを実感する。この行程が逆だったら――。冬に沖縄、夏に北海道を旅しても、これほどの感慨は持たなかっただろう。
12日(金)午後6時、荷物をまとめて自宅を出発。船戸陽子女流二段にいただいたパスケースをピッとやって改札口を通過し、浜松町でモノレールに乗り換える。時間に余裕があるので空港快速を待たず、各駅停車に乗った。ゆったりと座って、18時56分、空港第2ビル着。
まずはチェックイン機で手続きをする。1階中央、1階後方、2階中央の3つが選択できたが、2階からの眺めがよさそうなので、それにする。
検査場を通過して、搭乗窓口で待つ。私の乗るべき飛行機はANA20時ちょうど発の139便だが、飛行機の到着が遅れ、出発は20時10分とのこと。以前も書いたが、時間の正確さでは、列車にはかなわない。
ついに搭乗開始。お盆の時期だけあって、飛行機は満員だ。2階は左右に3席ずつされていて、私は「B」だから、つまり左側の真ん中の席だった。「中央」とは、そうい意味だったのか。
しばらくして、左に女性が座る。男性より女性のほうがいいのは言うまでもない。
20時10分からさらに11分遅れて、20時21分、ボーイング747は離陸した。
2階の担当スッチーは2人。これはうっかりした。1階のほうが、もっと多くのスッチーが拝める。マズッた、失敗した…。しかし2階のスッチーも少数精鋭で、魅力的だ。そのうちのひとりは、誰かに似ているような似てないような…というところ。髪を後ろで、キュッとまとめている。船戸女流二段は現在髪を長くしているが、後ろで束ねたら、また別の魅力が出るのではなかろうか。
しばらくして、そのスッチーが、飲み物のサービスにやってきた。いまは航空会社も厳しいので、お茶とジュースは無料だが、それ以外の飲み物はカネを取る。コーヒーも有料である。と、左の女性が千円札を差し出して、小瓶を受け取った。赤ワインだった。
機内でワインを所望する乗客を初めて見た。もっとも船戸女流二段は、機内のワインは常識かもしれない。私はさびしく、ただのお茶。こんなところで見栄を張っていられない。
ヘッドホンで音楽を聴く。私は音楽鑑賞の趣味はないので、こんなときぐらいしか音楽を聴く機会がない。
KARAの「GO!GO!サマー」が流れる。これは覚えやすくて、いい曲だと思う。いまの私にピッタリである。
22時40分、ボーイング747は、那覇空港に静かに滑り込んだ。私見だが、着陸時のテクニックは、ANAがいちばんだと思う。まるでお手本のように、スーッと着陸することが多い。
そのまま「ゆいレール」のりばへ向かう。本日の宿は国際通りにある。最寄り駅は牧志だ。ところが牧志までの値段が290円になっているので、愕然とした。30円も値上げしている!
ふらふらとゆいレールの乗車する。最後尾に、運転席から前方を望める2人掛け用の席が空いていたのだが、ひとりで座ってもむなしいので、ロングシートに座る。
23時16分、牧志下車。すぐに宿には向かわず、深夜1時まで営業しているサンエーに入り、2リットルのさんぴん茶と、半額のお惣菜を買う。さらに牛丼と沖縄そばの専門店に入った。晩ご飯は自宅で済ませたが、ここは入るのがスジである。
牛丼は具のないみそ汁がついて330円。これはお値打ち価格であろう。私もこれを頼み、かっ食らう。いかにも牛丼、という味で、うまかった。
午後11時45分、某ホテルに旅装を解いた。明日からいよいよ、沖縄旅行の始まりである。
(15日につづく)
コメント (2)
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