一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

里見香奈女流三冠が夢に出てきた

2011-08-06 01:34:34 | 
きのう5日の未明、里見香奈女流名人・女流王将・倉敷藤花・奨励会1級が出てくる夢を見た。断言できないところもあるが、たぶん彼女だったと思う。
それは2両か3両編成のディーゼル車の中で、北海道の高原だか海沿いだかを走っていた。場所がどこだかは分からぬが、宗谷本線なら幌延-豊富間のサロベツ原野、石勝線なら日本の三大車窓に数えられる新得付近、日高本線なら水揚げされた日高昆布が海岸沿いに敷き詰められている、東町-日高幌別間となろうか。
先頭車両のドア付近に、セーラー服(夏服)を着た里見女流三冠らしき女性が乗っていて、手に花束を抱えていた。その近くには私。それにもうひとり男性がいたような気がする。顔はよく分からなかったが、いつも女流棋士のそばにいる男性といえばW氏しかいないから、たぶん彼だったのだろう。
「里見女流三冠らしき」と書いたのは、舞台が北海道だったからで、これは彼女のイメージにない。里見女流三冠なら、現在私たちが乗っている列車を、山陰本線か一畑電鉄、ちょっとひねって木次線をイメージしたに違いないからだ。
そこでこの女性は、渡部愛ツアー女子プロだったかもしれない、という仮説が出てくる。
ところが、途中駅から森けい二九段が乗車し、私たちの存在は無視して、女子高生と談笑し始めた。いうまでもないが森九段は、里見女流三冠の師匠だ。ここで私は初めて、その女子高生が里見女流三冠だと確信したのである。
私はもちろん、さすがのW氏も、里見女流三冠とは話をしなかったようである。
やがて彼女だけが駅を降り、私たちは運転席のすぐ後方から彼女を見送った。しかし残念なことに、窓にはスモークが貼られ、彼女がよく見えない。それでも里見女流三冠の形は浮かび、彼女がこちらに手を振っているのが分かった。列車が彼女からだんだん遠ざかってゆく。彼女の姿が小さくなってゆくイメージがあったから、列車は「いま来た道を引き返した」ことになる。
これで夢は終わった。一言でいうと「別れの夢」だったわけだが、いま冷静に考えると、これはなかなかに暗示めいているではないか。
まず、この女子高生が渡部ツアー女子プロだった場合。彼女は最近、ブログの更新を休止した。これは彼女が早晩、私たちの前から消えることを意味してはいないか? 渡部ツアー女子プロは現在高校3年生である。来年の進路を考えると、あながち冗談と言えなくもない。
続いて里見女流三冠の場合。彼女は奨励会試験を受け、現在は奨励会員としても頑張っている。これもこの後の展開次第では、「晴れて四段になったから、女流棋士とはサヨウナラ」という可能性だって十分にある。
最後に、里見女流三冠を、女流棋界全体のイメージとして捉えた場合。これは私が自ら、女流棋士からオサラバする、とは考えられないか。女流棋士からではなく、私のほうから別れてゆく。夢の中では、里見女流三冠が私たちから離れたのではなくて、私たちが列車に乗ったまま、彼女から離れていったからだ。
LPSAが設立されてから4年余り。それをキッカケに私の将棋熱も再燃したわけだが、思えばずいぶん寄り道をしてしまったものだ。このへんが潮時かもしれず、また将棋のない生活に戻るのも悪くはないかな、と思ったりもするのだ。

まあ思うだけで、これからも私はやはり、将棋を趣味に生きてゆくのだろうが。
コメント (9)
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