一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

「PJ(ピーチ・ジョン)・2011年秋号」を買う

2011-09-17 02:07:19 | プライベート
下着通販カタログ季刊誌「PJ(ピーチ・ジョン)」は、私の愛読誌である。
「PJ」は250円。ヘンなアイドル写真集を買うよりも、「PJ」に掲載されているモデルのほうが美人でスタイルもよいので、美女の観賞用に徹するならば、「PJ」のほうが重宝する。
ちなみに現在は、道端三姉妹の末っ娘・道端アンジェリカがメインのモデルを務め、毎号美しい肢体を披露してくれている。
たとえば最近の「FRIDAY」だったか「週刊現代」だったかの新聞広告に、「道端アンジェリカ、ランジェリーショット」の見出しがあったが、これを見たくて雑誌を買うのだったら、「PJ」のほうが彼女の登場する頁も多く、値段も安い。
明らかに、「PJ」のほうが費用対効果は上なのである。
下着カタログ誌だろうと何だろうと、自分が欲しいと思った物モノは、名前に関係なく、手に入れればいいのだ。…ん? 自分が欲しいと思ったものは、名前に関係なく、手に入れればいい?? そうか…そうだよなあ。自分が欲しいと思ったものは、自分の欲望のままに、手に入れればよかったのだ。
うわああああーーーーっ!!

かようにおトクな「PJ」だが、私は、2011年春号・秋号は買わなかった。内容が内容なので、本屋で中年のおっさんが買うには、勇気を必要とする。次に買おう、と逡巡しているうちに、たちまち3ヶ月が過ぎてしまったというわけであった。
そして、7月下旬だか8月上旬だかのことだった。ある日テレビを観ていたら、AKB48の大島優子、小嶋陽菜、河西智美が、下着姿で「PJ」のCMに出てきたので、私は目を剥いた。
現役アイドルが下着姿で登場するのは極めて珍しい。しかもそれが、当代トップのAKB48のメンバーならなおさらだ。そして彼女らがCMに登場したということは、秋号の表紙も彼女らが飾るに違いなかった。
私は雑誌を購入すべく、本屋に向かう。ところがどの本屋に入っても、「PJ」はなかった。売り切れたのだろう。
しかしそれも当然だった。繰り返すが、AKB48が下着姿で、表紙やグラビアを飾るのだ。一般のAKB48ファンまでが「PJ」を求めたことは、容易に想像された。
しかし腹が立つのはこちらである。たぶん今回「PJ」を買った新参者は、ふだん私が「PJ」を購入することを、鼻で笑っていたはずである。
ところがAKB48が表紙を飾ると、我先にと購入した。そのため売り切れの本屋が続出し、そのシワ寄せがこちらに来た。これは不公平だろう。ふだんの愛読者にこそ、当該誌が広く行き渡らなければならない。
しかし、ないものはしょうがない。幸い、「PJ」は季刊誌だ。今号は売上増が見込める。電車でも、たびたび「PJ」の放送が流れていた。発行社も、必ず増刷をする。そう信じて、私は待った。
そして9月14日(水)。某所の「TSUTAYA」に入ると、女性誌のコーナーに、ラッピングされた「PJ」が置いてあったではないか! 見ると3冊もあった。表紙は、すでに確認済の、AKB48の3人である。
私は2冊を取った。1冊は観賞用、もう1冊は保存用だ。むろん、買うのはいつも1冊なのだが、今回は特別だ。
問題は、私が2冊買ったら、ほかに買えない人が出てきそうなことだが、そこは大丈夫。雑誌がなくなれば、店側がすぐに取り寄せるだろう。
だがこれだけ買う度胸はないので、目くらましにほかの本も買わなければならない。「将棋世界」10月号を買うことにした。「将棋世界」は、定期購読が先月で切れ、これからは本屋で買うことになっていた。ところが今月は、例の「船戸ショック」で将棋どころではなく、購入をする気力がなかったのだ。
ところが、その「将棋世界」が、どこを探しても、ない。恐らく売り切れたのだろうが、仕入れの追加をしないとは、理解に苦しむ。やはり売り上げが悪いのだろう。
まあ、ないものはしょうがない。私はコミック売り場に行く。と、「電波の城」(細野不二彦著)第13集があったので、それを購入することにしたのだった。

帰宅後、「PJ」の観賞に入る。注目のAKB48の3人は、当然、表紙を飾っていた。続いて見開き2頁に、「ハート・ブラ」のイメージで登場。さらにその次の頁で、CMと「PJ」の撮影風景。
…までで、彼女らの登場は終わりだった。
こ、これだけか…!! 「PJ」のキモである、新作下着のモデルはせず。やはりここは、道端アンジェリカらの「本職」が務めたようだった。
こうなると、やや物足りない内容とはいえる。2冊買ったのは、失敗だったかと思う。しかし、買いすぎたことに、後悔はない。
買わないで、後悔する。これがいちばんマズイ。まったく状況が違うが、私は昨年、それに近いことを、いくつもやった。この後悔は、本当に取り返しがつかない。
これからは、同じ轍は踏まない。後悔のないよう生きるのだ。
コメント (4)
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