一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

9月9日のLPSA芝浦サロン・ふたりの新婚女流棋士

2011-09-23 00:03:57 | LPSA芝浦サロン
9日(金)はLPSA芝浦サロンに行った。きょうの担当は島井咲緒里女流初段。
船戸陽子女流二段や島井女流初段の結婚に関係なく、最近は芝浦サロンへ行く意義を感じないので、足が遠のく形になっている。
しかし島井女流初段とはチョコレート勝負を継続中だし、何より沖縄土産を渡さなければならない。きょう9日は夜に「ジョナ研」があるが、そんなわけで、サロンへも寄ったのだった。
午後5時すぎにサロンに入ると、島井女流初段が指導対局中だった。結婚後の島井女流初段を見るのは初めてだが、とくに「幸せオーラ」は感じなかった。
むしろ7月にお邪魔したときのほうが、彼女を美しく感じた。それは当時のブログにも書いてあるはずだ。
この時間に入ったので、すぐに指導対局が指せるかと思いきや、3時半の回の指導対局が長引いているのか、4面すべてが埋まっていた。中にはTod氏の姿もあった。さすがに島井女流初段、結婚しても人気が高い。
その島井女流初段が一息ついたところで、私は「沖縄限定リラックマミニぬいぐるみ」2体を、島井女流初段に渡した。
「沖縄旅行中に島井先生の結婚を知っちゃってさァ、それを知らなきゃ、もっとお土産買ってきたのに…スミマセン」
私は言う。船戸女流二段相手なら、絶対に出ないセリフだ。しかしセリフの中身は本当で、島井女流初段には、リラックマトランプやリラックマシャープペン、アクビ娘Tシャツなど、もっと買って帰ってくるつもりだった。だが旅行中は、さすがに追加のお土産は買えなかった。
ただ今回島井女流初段に会ってみて、屈辱的な緊張感は、意外なほどなかった。旅行中に結婚の報を読んだときの、あのショックは何だったのかと思う。
というわけで、彼女とは、いままでどおりフランクに話せる。しかし船戸女流二段には、会うことすらできない。それどころか、「船戸陽子」という文字を見るだけでダメなのだ。「船」とか「陽」の1文字ですらやばい。
こんなに彼女のことが好きだったのなら、もっと早く動けばよかったのだ。何で自分の心に素直にならなかったのかと思う。
しかし、もう遅い。これらは感想戦にすぎない。対局はもう、終了してしまったのだ。

Tod氏の対局が終わった。島井女流初段に二枚(飛車角)を落としてもらって、Tod氏の完敗だった。彼は女流棋士とこんな手合いではない。しかも、お世辞にも駒落ちの指し方がうまいとはいえない島井女流初段に負けるとは、理解に苦しむ。
島井女流初段との指導対局は急いでいないので、手合い係の大庭美樹女流初段に頼んで、Tod氏との対局をつけてもらう。
手合いは私が望んで、私の二枚落ちとした。島井女流初段-Tod戦が二枚なのだから、私もそれでなければおかしいからだ。ただTod氏は、私と平手で指すつもりだったらしい。ずいぶん私もナメられたものだ。
ともかく対局を行う。私は本気の△5五歩~△5四金。結果は私の快勝となった。
とても将棋を考えられる状態ではなかったが、怒りだけで指した。怒り。これは人を動かすエネルギーとなる。
ようやく、島井女流初段との指導対局に入る。もちろんチョコレート勝負である。
「いまとなってはこの勝負にどのくらいの意義があるのかなあ。ダンナに買ってもらえって話ですよね」
私はジョークで言ったが、島井女流初段はクスリともしなかった。私生活には触れられたくない、という感じだった。LPSAでは「女流棋士・島井咲緒里」であって、「人妻・横山咲緒里」ではない、ということなのだろう。
指導対局開始。途中、島井女流初段の結婚指環が目に入って、ちょっとつらくなった。船戸女流二段も…と思うと、目の前が暗くなった。
指導対局が終わると、やることがない。私はTod氏といっしょに、駒込に向かった。
コメント
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