一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

23日(金)の注目局

2015-01-23 01:02:03 | 女流棋士
日付変わってきょう23日(金)は、注目局が2つある。
ひとつはもちろん、中田宏樹八段-熊坂学五段戦(王将戦)だ。熊坂五段はここまで、良い所取りの星が16勝9敗。順位戦復帰には今後5局を4勝1敗で乗り切らねばならず、もう崖っ淵なのだ。
本局、熊坂五段は絶対に勝たねばならない。

いま一局は、中倉彰子女流初段-中村桃子女流初段戦(女流名人戦)。彰子女流初段は今年度ここまで2勝、中村女流初段が1勝で、ネット情報によると、これに負けた方が降級点を取るらしい。
より深刻なのは彰子女流初段のほうで、これに負けると降級点3回目となり、現役引退となってしまうらしいのだ。まさに、裏の大一番である。
思えば昨年6月27日のこと。私が最後のLPSA芝浦サロンに伺ったとき、担当が彰子女流初段だった。
そのとき彰子女流初段はすでに2勝していて、「今年は降級点を回避できて良かったですね」とW氏と語り合ったものだった。
ところが今年度は降級点のボーダーラインが上がり、2勝でも安全圏とはいえなくなった。彰子女流初段もその後は勝ち星が伸びず、再び降級点争いに加わってしまった。
そして今回の事態である。どうしてこうなったかといえば、降級点候補だった野田澤彩乃女流1級と竹俣紅2級が相次いで2勝目を挙げ、順位の関係で安全圏に逃げたことが大きい。
そしてこのときの相手が、LPSAの蛸島彰子女流五段と上川香織女流初段だったとは、皮肉なことである。よりによって、「同僚」が味方の足を引っ張ってしまった。まったく、何ということであろうか。
まあ、終わったことをいっても詮無い。きょう、彰子女流初段が勝てばいいのである。人妻に興味はないが、美人妻は応援する。きょうは彰子女流初段、人生最大の勝負である。持てる力を全部出して、頑張ってください。
コメント (6)
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