きのう23日の女流名人戦・中倉彰子女流初段と中村桃子女流初段の一戦は、中村女流初段の勝ち。彰子女流初段は降級点3回目となり、苦境に立たされた。
今後彰子女流初段の処遇がどうなるか分からないが、ひとつだけ言っておこう。
どんな事態になっても、「ツアー女子プロ」への転向だけはやめてもらいたい。あの制度はもはや、意味がありません。
王将戦・中田宏樹八段と熊坂学五段の一戦は、中田八段の勝ち。順位戦復帰を目指す熊坂五段は、これでその目をほとんど絶たれた。
私はガックリだが、とりあえず、ここまでの戦績を記しておこう。
・2013年度
2月25日 ○…NHK杯予選1回戦 北島忠雄六段
2月25日 ○…NHK杯予選2回戦 窪田義行六段
2月25日 ○…NHK杯予選決勝 村山慈明六段
・2014年度
4月10日 ○…王将戦一次予選1回戦 土佐浩司七段
5月21日 ●…王将戦一次予選2回戦 戸辺誠六段
5月22日 ●…竜王ランキング戦5組残留決定戦 川上猛六段
8月3日放送 ○…NHK杯本戦1回戦 香川愛生女流王将
8月13日 ●…棋聖戦一次予選1回戦 瀬川晶司五段
8月14日 ○…銀河戦予選1回戦 伊藤能六段
8月14日 ●…銀河戦予選決勝 北島忠雄六段
9月3日 ○…朝日杯一次予選1回戦 上野裕和五段
9月3日 ○…朝日杯一次予選2回戦 島朗九段
9月4日 ○…王座戦一次予選1回戦 渡辺大夢四段
10月7日 ○…王座戦一次予選2回戦 宮田利男七段
10月9日 ○…朝日杯一次予選 3回戦 大島映二七段
10月16日 ○…王位戦予選1回戦 藤森哲也四段
10月20日 ●…NHK杯本戦2回戦 畠山鎮七段
10月22日 ○…王位戦予選2回戦 森内俊之竜王
11月19日 ●…朝日杯一次予選決勝 塚田泰明九段
11月20日 ○…王座戦一次予選3回戦 千葉幸生六段
12月3日 ○…王位戦予選3回戦 佐藤慎一四段
12月4日 ●…棋王戦予選1回戦 藤倉勇樹五段
12月24日 ○…王座戦一次予選4回戦 堀口一史座七段
12月25日 ●…王位戦予選4回戦 佐々木勇気五段
1月9日 ●…王座戦一次予選決勝 三枚堂達也四段
1月23日 ●…王将戦一次予選1回戦 中田宏樹八段
以上、本年度は13勝10敗。昨年度からの良いところ取りで、16勝10敗。直近5局を1勝4敗とは、大失速だ。いや、いつもの熊坂五段に戻ったというべきか。
次に、今年度の残り対局を記そう。
竜王ランキング戦6組2回戦 渡辺大夢四段
NHK杯将棋トーナメント予選(1日3連勝の可能性あり)
一応、順位戦復帰のおもな規定を記しておく。
1.年度に「参加棋戦数+8」勝以上の成績を挙げ、勝率6割以上。
2.良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上。
3.年度対局数が「(参加棋戦+1)×3」局以上。
1.は、計算すると「17勝11敗(.607)」などとなる。よって3月末までに「あと4勝1敗で終了する」ことが絶対である。「4勝2敗」では勝率6割を切るのでダメだ。
2.は「20勝10敗」など。つまりこのあと4局を全勝で乗り切る必要がある。
3.は、計算すると30局となる。あと7局指す必要があり、竜王戦で4局、NHK杯で3局となるが、NHK杯はともかく、竜王戦はこんなに指せず、この目は現実的になくなった。
条件をいま一度整理してみる。
A.以後4局を全勝→「2」をクリア。
B.4勝1敗で今年度を終了→「1」をクリア。
C.4勝2敗で今年度を終了→引退。
いまの熊坂五段はとにかく勝つこと、これしかない。ここまで来たら私も、最後の最後まで熊坂五段を応援します。
今後彰子女流初段の処遇がどうなるか分からないが、ひとつだけ言っておこう。
どんな事態になっても、「ツアー女子プロ」への転向だけはやめてもらいたい。あの制度はもはや、意味がありません。
王将戦・中田宏樹八段と熊坂学五段の一戦は、中田八段の勝ち。順位戦復帰を目指す熊坂五段は、これでその目をほとんど絶たれた。
私はガックリだが、とりあえず、ここまでの戦績を記しておこう。
・2013年度
2月25日 ○…NHK杯予選1回戦 北島忠雄六段
2月25日 ○…NHK杯予選2回戦 窪田義行六段
2月25日 ○…NHK杯予選決勝 村山慈明六段
・2014年度
4月10日 ○…王将戦一次予選1回戦 土佐浩司七段
5月21日 ●…王将戦一次予選2回戦 戸辺誠六段
5月22日 ●…竜王ランキング戦5組残留決定戦 川上猛六段
8月3日放送 ○…NHK杯本戦1回戦 香川愛生女流王将
8月13日 ●…棋聖戦一次予選1回戦 瀬川晶司五段
8月14日 ○…銀河戦予選1回戦 伊藤能六段
8月14日 ●…銀河戦予選決勝 北島忠雄六段
9月3日 ○…朝日杯一次予選1回戦 上野裕和五段
9月3日 ○…朝日杯一次予選2回戦 島朗九段
9月4日 ○…王座戦一次予選1回戦 渡辺大夢四段
10月7日 ○…王座戦一次予選2回戦 宮田利男七段
10月9日 ○…朝日杯一次予選 3回戦 大島映二七段
10月16日 ○…王位戦予選1回戦 藤森哲也四段
10月20日 ●…NHK杯本戦2回戦 畠山鎮七段
10月22日 ○…王位戦予選2回戦 森内俊之竜王
11月19日 ●…朝日杯一次予選決勝 塚田泰明九段
11月20日 ○…王座戦一次予選3回戦 千葉幸生六段
12月3日 ○…王位戦予選3回戦 佐藤慎一四段
12月4日 ●…棋王戦予選1回戦 藤倉勇樹五段
12月24日 ○…王座戦一次予選4回戦 堀口一史座七段
12月25日 ●…王位戦予選4回戦 佐々木勇気五段
1月9日 ●…王座戦一次予選決勝 三枚堂達也四段
1月23日 ●…王将戦一次予選1回戦 中田宏樹八段
以上、本年度は13勝10敗。昨年度からの良いところ取りで、16勝10敗。直近5局を1勝4敗とは、大失速だ。いや、いつもの熊坂五段に戻ったというべきか。
次に、今年度の残り対局を記そう。
竜王ランキング戦6組2回戦 渡辺大夢四段
NHK杯将棋トーナメント予選(1日3連勝の可能性あり)
一応、順位戦復帰のおもな規定を記しておく。
1.年度に「参加棋戦数+8」勝以上の成績を挙げ、勝率6割以上。
2.良い所取りで、30局以上の勝率が6割5分以上。
3.年度対局数が「(参加棋戦+1)×3」局以上。
1.は、計算すると「17勝11敗(.607)」などとなる。よって3月末までに「あと4勝1敗で終了する」ことが絶対である。「4勝2敗」では勝率6割を切るのでダメだ。
2.は「20勝10敗」など。つまりこのあと4局を全勝で乗り切る必要がある。
3.は、計算すると30局となる。あと7局指す必要があり、竜王戦で4局、NHK杯で3局となるが、NHK杯はともかく、竜王戦はこんなに指せず、この目は現実的になくなった。
条件をいま一度整理してみる。
A.以後4局を全勝→「2」をクリア。
B.4勝1敗で今年度を終了→「1」をクリア。
C.4勝2敗で今年度を終了→引退。
いまの熊坂五段はとにかく勝つこと、これしかない。ここまで来たら私も、最後の最後まで熊坂五段を応援します。