一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

私の「セブンルール」

2020-07-07 00:49:51 | プライベート
フジテレビでは毎週火曜日夜11時から、「セブンルール」を放送している。働く女性にスポットを当て、女性が自らに課す「7つのルール」を紹介していくものだ。
それにならって私も、「ブログを書くうえでのセブンルール」を記してみる。
なお6月30日の放送をもって、コメンテーターのオードリー・若林正恭が番組を卒業したが、残念だ。


RULE1 毎日更新する
当ブログは2009年4月1日開設、同年5月19日から毎日更新となった。
私は基本的に飽きっぽい性格なので、一度中断すると、滞りが多くなり、やがては永久に書かなくなるだろう。よって緊張感を持続するためにも、毎日更新は絶対である。
そしてこれは、私にブログを勧めてくれた、将棋ペンクラブ幹事・M氏のモットーでもある。
問題は毎日のネタである。ただそこは将棋ネタに拘っていないので、多少はラクだ。いざとなったら、道端に落っこちている石ころひとつだけで、話を1000文字に膨らましてやる自信はある。
とはいっても、私は当ブログに愛着はあるが執着はないので、ある日突然休止する、という可能性はある。

RULE2 リズムのある文章にする
将棋ペンクラブ幹事のA氏は「文章はスピードだ」と説く。私は「文章はリズムである」をモットーにしている。文章のリズムがよければ、かなりの長文でも読んでもらえると信じている。
具体的には、( )はなるべく使わない。あれはリズムを壊す最たるものである。やむを得ず使うことになっても、短文にする。
読み返してどこかでつっかえるところがあれば、それは文脈がおかしいと考える。そこを修正して、のど越しのいい文章にできれば最高である。

RULE3 1日平均1,500文字は書く
文字数は多ければいいというものではないが、少なければツイッターでも構わないわけで、文字数に制限のないブログでは、書きたいだけ書く。1日平均1,500文字を目標にしている(だから500字のときもある)。
「将棋ペン倶楽部」2008年秋号に、湯川博士幹事が「文章をめざして 五千枚ライター説」という文を寄せた。作家を目指すことにした若き日の湯川幹事が、ある人から「ライターを目指すなら原稿用紙五千枚くらい書くといい」と助言を受け、発奮するというものである。
私は1,500字×実質10年8ヶ月で約584万字、14,600枚となる。
よくもこれだけ生産したものだが、この執筆時間を工場の勉強に充てていたら、私はもう少しまともな人生を歩んでいた。

RULE4 第三者の気分になって読み返す
Rules2ともリンクするが、記事は自分の知っている事柄を書くから、ひとりよがりの文章になりやすい。
アップしたあと1日置き、第三者の気持ちで読み直してみると、意味が通じない箇所がよく見つかる。とくにありがちなのが、誰が何をしゃべったか、誰がどう思ったかなど、「誰が」「何を」の省略だ。これがあると読者は意味を図りかね、困惑してしまう。
不備が分かれば、あとはネットの強みである。どんどん訂正してしまう。
よって私の記事は、何日か経つと、いくらか読みやすくなっている。

RULE5 棋士は「先生」ではなく、段級位で書く
棋士名のあとには「先生」と書けば無難なのだろう。だけど「先生と言われるほどの馬鹿でなし」ともいうし、画面に「先生」ばかりあふれたら、気持ち悪い。
それより「八段」とか「九段」とか書いたほうがよほど強そうだ。よって記事では、段位を書くことにしている。もちろん例外もあるが(文末参照)。
ただし、コメント欄で棋士名を書く時は、「先生」で統一している。

RULE6 コメントには全部返信する
コメントの返事くらいなんでもないので、全部書く。いたずらコメントにも返信してしまう。
ただだいぶ昔、洋志氏からきたコメントが、米長邦雄永世棋聖の件で頓珍漢なことを言っていたので返事を書かなかったら、後日「この前のコメントには返事をくれませんでしたね」と書かれ、参った。

RULE7 (笑)は使用しない
世間が文末に(笑)(笑い)と書くようになったのはいつからだろうか。最初は何かの対談で、笑いながら話していることを表現するために用いたのだと思う。
私自身は笑いながら書いていることはないので、この用法は要らない。もちろん、絵文字も使わない。
もし笑っている時でも、(笑)を用いずに読者に伝えるのが、テクニックだと思っている。


以上、7つである。
なぜ今日「セブンルール」を書いたか。それは今日が7月7日だから。
さらに今日は、飯野健二先生の誕生日。おめでとうございます。
コメント (3)
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