21日に行われた第43期女流王将戦予選で、香川愛生女流三段は甲斐智美女流五段に勝ち、女流四段に昇段した。これは昇段当日に本人がYouTubeで報告したから、ご存じの方も多かったと思う。
しかしその同じ日、LPSA所属の船戸陽子女流二段が女流三段に昇段したことは、ほとんど知られなかった。
船戸新女流三段は2000年4月、女流二段昇段。そこから約21年かけての公式戦90勝で、待望の昇段だった。
私がまだ船戸女流三段とフランクに話せた2010年当時、船戸女流二段は私に、「女流三段になるのが目標」とつねづね言っていた。といっても当時は昇段まであと30勝あまりもあり、それが叶うのは数年後。とても私は待つ気になれなかった。
しかも船戸女流二段はその後、年度2勝や3勝の年もあり、当初の予定以上に年月がかかってしまった。
ただ昇段してしまえば、そこまでの苦労もよろこびに変わる。今回は実力者の鈴木環那女流三段に勝利したもので、昇段に恥じない相手だった。また、早指しの女流王将戦で一気に2勝して達成、というのも船戸女流三段らしくてよかった。
船戸陽子女流三段
いい響きだ。次は女流四段目指して、頑張ってください。心より、おめでとうございます。
しかしその同じ日、LPSA所属の船戸陽子女流二段が女流三段に昇段したことは、ほとんど知られなかった。
船戸新女流三段は2000年4月、女流二段昇段。そこから約21年かけての公式戦90勝で、待望の昇段だった。
私がまだ船戸女流三段とフランクに話せた2010年当時、船戸女流二段は私に、「女流三段になるのが目標」とつねづね言っていた。といっても当時は昇段まであと30勝あまりもあり、それが叶うのは数年後。とても私は待つ気になれなかった。
しかも船戸女流二段はその後、年度2勝や3勝の年もあり、当初の予定以上に年月がかかってしまった。
ただ昇段してしまえば、そこまでの苦労もよろこびに変わる。今回は実力者の鈴木環那女流三段に勝利したもので、昇段に恥じない相手だった。また、早指しの女流王将戦で一気に2勝して達成、というのも船戸女流三段らしくてよかった。
船戸陽子女流三段
いい響きだ。次は女流四段目指して、頑張ってください。心より、おめでとうございます。