きのうの記事に関連するが、青野照市九段は現在798勝で、「将棋栄誉敢闘賞」まで、あと2勝に迫っている。では、残る6局を調べてみよう。
第74期王将戦一次予選 富岡英作八段(19日対局)
第50期棋王戦予選1回戦 塚田泰明九段
第82期C級2組順位戦10回戦 横山友紀四段
第82期C級2組順位戦11回戦 安用寺孝功七段
第37期竜王戦6組昇級者決定戦
第74回NHK杯予選
富岡八段と塚田九段はフリークラス、横山四段と安用寺七段はC級2組所属である。階級的には同程度だが、それぞれの対戦成績はどうだろう。
富岡八段…2勝0敗(○○)
塚田九段…1勝3敗(●●●○)
横山四段…初顔合わせ
安用寺七段…2勝3敗(●○●●○)
富岡八段とは2勝0敗なので、青野九段が死力を尽くせば、勝てると思う。勝てば、次は渡辺和史六段と戦う。
塚田九段には2つ負け越しているが、直近の1局は持ち時間4時間の王位戦予選で、青野九段が勝っている。ここで勝つと、次は中村亮介六段と戦う。
横山四段とは初対戦だが、横山四段は現在、順位戦が3勝5敗である。18日の9回戦では佐々木大地七段と当たるが、そこで敗れると3勝6敗となり、青野九段との将棋が鬼勝負となってしまう。
そうなると、青野九段もそこまで本気を出せないのではないか。
安用寺七段とは2勝3敗。安用寺七段は人柄がいいので、青野九段相手にそこまで本気は出さない気がする。
こうしてみると、スンナリと2勝を挙げられそうな気もするのだが、ここで、青野九段の過去5年の成績を見てみよう。
2019年度…6勝19敗
2020年度…8勝18敗
2021年度…9勝22敗
2022年度…4勝20敗
2023年度…4勝17敗
前年度は4勝で終わっているので、今年度も4勝止まりの可能性はある。区切りにあと1歩で涙を呑んだ棋士は、桐山清澄九段(996勝)、真部一男九段(598勝)など。青野九段には800勝を達成してもらいたいが、いずれにしても今後の対局を見守るしかない。
第74期王将戦一次予選 富岡英作八段(19日対局)
第50期棋王戦予選1回戦 塚田泰明九段
第82期C級2組順位戦10回戦 横山友紀四段
第82期C級2組順位戦11回戦 安用寺孝功七段
第37期竜王戦6組昇級者決定戦
第74回NHK杯予選
富岡八段と塚田九段はフリークラス、横山四段と安用寺七段はC級2組所属である。階級的には同程度だが、それぞれの対戦成績はどうだろう。
富岡八段…2勝0敗(○○)
塚田九段…1勝3敗(●●●○)
横山四段…初顔合わせ
安用寺七段…2勝3敗(●○●●○)
富岡八段とは2勝0敗なので、青野九段が死力を尽くせば、勝てると思う。勝てば、次は渡辺和史六段と戦う。
塚田九段には2つ負け越しているが、直近の1局は持ち時間4時間の王位戦予選で、青野九段が勝っている。ここで勝つと、次は中村亮介六段と戦う。
横山四段とは初対戦だが、横山四段は現在、順位戦が3勝5敗である。18日の9回戦では佐々木大地七段と当たるが、そこで敗れると3勝6敗となり、青野九段との将棋が鬼勝負となってしまう。
そうなると、青野九段もそこまで本気を出せないのではないか。
安用寺七段とは2勝3敗。安用寺七段は人柄がいいので、青野九段相手にそこまで本気は出さない気がする。
こうしてみると、スンナリと2勝を挙げられそうな気もするのだが、ここで、青野九段の過去5年の成績を見てみよう。
2019年度…6勝19敗
2020年度…8勝18敗
2021年度…9勝22敗
2022年度…4勝20敗
2023年度…4勝17敗
前年度は4勝で終わっているので、今年度も4勝止まりの可能性はある。区切りにあと1歩で涙を呑んだ棋士は、桐山清澄九段(996勝)、真部一男九段(598勝)など。青野九段には800勝を達成してもらいたいが、いずれにしても今後の対局を見守るしかない。