80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

営団銀座線旧型車の製作13(消灯ギミック考ふたたび)

2012-09-20 11:47:47 | 私鉄電車
こんにちは。

さきほどベランダを見たら、こんなのがへばりついてました。
これってヤモリさん? しっぽが切れてるようにも見えますが・・・
全くすばしっこいやつで、この写真を撮られるや否やサッと身を隠してしまいました。
爬虫類は好きではありませんが、家を守ってくれてるんだよね、ってことで深追いしないことにしました。



さて、タイトルのとおり相変わらず消灯ギミックと格闘しています。
ギミックというと聞こえは良いですが、実のところは単なるスイッチ選び、理科の実験です。
リードスイッチで解決したかにみえたのに、何で今さらジタバタしているのかというと・・・


やっちゃいました...(泣)



不精して指で端子を曲げたのが悪かったのです。前にコの字に曲げた時は根元をペンチで挟んで曲げたのでセーフだったのですが、じかに力を加えるのはNGのようです。製造元のカタログにはそのあたりがちゃんと書いてありました。トホホです...


覆水盆に返らず。250円(税込262円)は痛手ですが壊れてしまったものは仕方がない。
とはいえ何となく諦めきれないので、同じようなものを作ってみることにしました。
もちろん“同じ原理”のものはできないので“同じ機能”のもの、すなわち磁石スイッチですね。


なかばヤケ気味に作ったので製作途中の写真はありません(^^;
写真をご覧になれば特に説明の必要もないと思いますが、上下の接点の間に磁力で引っ張られる第三の接点がサンドイッチされたいわゆる“C接点”構造になっています。



実はこれは以前に第三軌条で押し上げるスイッチを作ったのと同じ原理で、接触して接点を押し上げるのを磁力で引っ張るようにしたものです。

裏から見るとこんな感じで、燐青銅板のアームの先に薄い鉄片をネジ止めしてあります。



その鉄片ですが、身の回りで探そうとするとなかなか適当なものがなく、小さめのL金具から切り出そうかとも思ったのですが、どうみても重さで接点が下がってしまうのは明らかだったので諦め、文具箱の中でたまたま見つけたペーパーファスナーを切って使うことにしました。古いもので錆だらけでしたが、薄いのでハサミで切れ、ちゃんと磁石に吸いつくのでなかなかの素材です。



で、ちゃんと作動したのかというと・・・


只今マグネットシートの外側。上の接点が閉じています。



静かにシートの上へスライドさせると、上が開いて下側が閉じました。
ただ、今の構造だと燐青銅板の“のど元”でストップをかけているため、その先の鉄片がたわんでマグネットシートに完全にくっついてしまいます。かといってクリアランスを取れば吸いつかないため、ちゃんと作動させるにはもうひと工夫必要なようです。



とまあ、リードスイッチ・モドキを作ってはみたものの、これを6コ作るのはしんどいし、だいいちモーターとウェイトで埋め尽くされた1700形の床下にはどう小型化しても収まりそうにないため、再び本物のリードスイッチを取り寄せて動作確認をしようと思っています。



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コメント (2)
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