80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

営団銀座線旧型車の製作14(動力車の配線)

2012-09-23 23:36:41 | 私鉄電車
こんばんは。

今日は1日中ずっと雨。サフェ吹きなど車体関係の作業ができないので、1700形を走れるようにしてみました。

今回は室内灯フル装備の地下鉄ということで、なるべく車内に余計なものを出さないようにしたいと考えています。
動力車である1700形の場合、モーターの背中とセンターピンが飛び出してしまうのは仕方ないとして、配線だけは何とか床下で収めたいところです。
MPボルスターの場合、床下側でセンターピンへ結線するのは難しいので、ちょっと苦しい方法になりますがボルスターの内側にラグ板を植え込み、そこへ配線することにしました。

これが配線準備中のボルスター周りの様子です。床板の両サイドには補強用に1mm真鍮板が貼ってあるので、ここへ電気を取り出してモーターへ送ることにします。



モーター端子と真鍮板を結んだところ。5mmくらいしか離れていないところを無理やりビニールコードで結んだので痛い感じになってますね。。



台車の内部は予想通りごちゃごちゃです。ボルスターの端にタップを立ててラグ板をネジ止めしていますが、ついでに燐青銅板から切り出した集電シューを挟みました。せっかく室内灯消灯ギミックを組み込んでも、走行中からチラついていたのでは興ざめですから。ビニールコードは車輪やドライブシャフトに当たらないように曲げてあります。



さっそく走行試験をしてみます。ユニバーサルジョイントを規定より大幅に切り詰めた関係で、カーブの通過はやや渋い感じがしますが、それでも予想を上回る安定した走りなので安心しました。



一応室内灯を天井に貼り付けていますが、まだ仮配線で消灯ギミックは乗っていません。
導光プリズムを延長する代わりに先端から漏れ出た光を真下に向ける反射板を仕込んだため、心持ち車内の隅々まで光が回るようになりました。



室内が照らされると欲しくなるのが人形。まだ未定ですが余力があったらぜひ乗せたいですね。
立ち客をうまく配置すすることによって、センターピンやモーターなどの出っ張りを隠す効果が期待できそうです。




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横軽が恋しくて

2012-09-23 02:44:56 | 実物・資料系(現在)
こんばんは。

TOMIXから発売されたロクサンに刺激されたからではありませんが、仕事で群馬の奥地へ行った帰り道、時間があったので「碓氷峠鉄道文化むら」へ行ってきました。まあ時間が“あるようにした”というのが正解なのですが・・・(^^;


ゆっくりではありますが力強く行き来するロクサン。やはり生きているカマはいいですねー。



実は私、恋しいと言いながら現役の頃の横軽って全然撮影していないんです。純粋に乗客として乗ってました。
あんな無線の掛け合いをしながらドラマティックに登り下りしているということにもっと早く気付くべきでした。



189系、169系の長編成を押し上げる姿はもう見られませんが、だからといってヨ8000ですか?(^^;
もっともこれ自体、もう本線上から姿を消して久しいから貴重といえば貴重。動いてる姿を久々に見た気がします。



ロクサンもいいですが、個人的にはこちらのロクニが“押し”なんですね。
これは屋内保存されている54号機。さすがに状態は良好です。C-C型の足回りをつぶさに見てしまいました。
でも仮想芯皿方式って何回見てもよくわからないや・・・(^^;



電機のキャブってどれもこれも本当に狭いですね。これで何百トンもの列車を分秒刻みで走らせる。本当にプロのなせる業だと思います。最近の太郎とかサンダー系のキャブはもっと広々、スッキリしてるんでしょうか?



見よ、この使い込まれたノッチの輝き! 思わず息をのむほどに妖しい・・・



屋外には一次型の1号機が登場時の茶色で展示されています。エアフィルターがロクサンと同じタイプですね。
一時期食指が動いた車両なのですが、3軸台車など自作する腕もなく憧れのまま。
最近はエンドウの下回りが再生産されたんでしたっけ? でも財政事情を考えると...



わが「急行越前」を完成させるにはロクニが必要。ぜひとも“近いうちに”プラが出ることを祈ろう。。


ということで滞在2時間ほどでしたが、久々に目の保養が出来ました。
もちろんロクニ、ロクサンだけじゃなく他の展示車も舐めまわすように見ましたよ。


で、帰ろうとしたら横川駅にあずさ色の183系団臨(マリ32編成だったかと・・・)と115系湘南色が着いちゃって帰るに帰れず。据え膳食わぬは鉄の恥。駐車場側から金網にレンズを突っ込んでもこの程度しか撮れないので、折り返しを駅近くで狙うことにしました。



まずは普通高崎行の115系。ちょっと苦しいアングルですが湘南色は貴重ですからまずは撮る!



続いて183系団臨「碓氷峠ハイキング号」。コンデジでは限界があるのでしっかりトリミングさせて頂きました(^^;



ところで、この写真を撮った場所(横川駅から1kmほど西松井田駅寄り)の鉄道柵なんですが、よく見ればなんだかとても細いレールが再利用されています。



こぶしよりも小さい感じで、30kgレール(高さは10cm強ある)なのかどうなのかはっきりしませんが、もしそうならばアプト時代のレールである可能性があります。刻印などつぶさに探せば何かわかったかも知れないのですが、あともうひと仕事しなければいけないのでそそくさと引き揚げてしまいました。



それがこちらですね(^^;
おぎのやドライブインに戻ってこれを買い、帰途についたのでした。ベタなオチですみませんm(_._)m




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