山を歩く

　ここ妙見さんは狛猪が出迎えてくれる。何度も言うようだが猪は和気清麿呂伝説の副主人公と言ってよい。日本広といえども狛猪は日本国中三ヶ所しかないらしいから滅多に見ることは無かろう。桜を目当てに来た人達が参拝している。

　石段を下りるとすぐ右側に枝垂桜がある。もう時季を逃してしまったようだ。見に来る者達のマナーが悪いせいか、保護のために柵をし、木屑を撒いて表土をも保護している。

川島古墳公園

川島３号墳には竹が蔓延っているのが現状である。竹の地下茎は地下５ｍにもなろうと言うから恐れ入る。このままでは竹に占領され古墳は影も形もなくなるであろう。早く手を打たねば取り返しがつかなくなるのではないかと懸念される。他にもあるからいいではないかということではない。これほどに近接して築かれた古墳群はそうはお目にかからない。

秋月街道を歩く

　目白が数羽とまっている。

　うーむ、やはり綺麗だな。桜は。

呰見大塚古墳現地説明会

　雲雀のようだが羽を休めて説明遅しと待っている。空が透き通っている。日頃の行いが良いからだ。皆に感謝してもらわねばならん。

　待ち遠しく思っていることであろう。気持ちは早や古墳の方に気を取られているようだ。