秋月街道を歩く

　香春駅近くに戻ってきた。露地に入ってゆくとこの様な佇まいを見ることが出来る。と言っても数メートルでしかないが、それでもやはりホッとするような佇まいである。
　歩かねば判らないようだ。

　やはり桜は駅構内によく似合う。今の時季は楽しいな。

山を歩く

呰見大塚古墳現地説明会

　読者諸氏には恐らく見慣れた出土品であろう。

　この太刀の握りの部分であるが、これも何処かで見たかな、とお思いになるのではなかろうか。そう、吉野ヶ里遺跡が発見されたときに見たものとよく似ている。ただあれは素環頭であった。ここでは環の中に何かがある。何かと言うとそれは鳳凰らしい。そうは見えぬがそうらしい。であるからこれを単鳳環頭と呼ぶ。

川島古墳公園

川島１１号墳の現在の姿であるが、下半分が埋められている。この古墳を川島古墳と言う。所謂、ここ川島古墳群の代表である。王塚、竹原に次ぐ装飾古墳である。

石室に入るには写真左下のドアからいかねばならない。墳頂から考えると天井石はだいぶ下のほうに位置するように思える。竹原古墳もそうであったが、観察室からガラス越しに見なければならない。時間によっては石室内部の湿度が上り、ガラス内側に結露することがある。それで、やはり手動のワイパーが付いている。