戸山原古墳記念

　見学するにはやはり路上駐車より駐車場に停めるのが落ち着く。これが本来の姿である。
　この写真を撮るために一ヵ月半もかかってしまった。「果報は寝て待て」とは言うけれど、寝て待つような我々ではない。まだかまだかと張られたロープを怨めしく見ていたのである。

　古墳もこの季節彩を添えていて綺麗に見える。まばらな芝生が愛嬌で、蕨が生えているのもそうだろう。ほとんど抜いては来たが。

呰見大塚古墳現地説明会

　羨門とみられる石にはベンガラが塗られているように見える。ご存知のようにこれならば魔除であろう。側壁石を見るに角が取れて丸みを帯びた川原石を多用しているように見てとれる。目止めには土を用いている。石室内の撮影は禁止だったのでこれ以上を見せることは出来ない。

遠賀川流域古墳公開（王塚古墳）

　川島古墳で６年ぶりに再会したご婦人と話しに花が咲き結局一時間半である。
　竹原古墳でもやはり話が弾み一時間半だ。例の彼は呆れてしまって車の中に非難してしまった。竹原にしても川島にしても、このご婦人を含めて皆さん郷土を愛している。郷土の誇れる歴史を後世に伝えようと、また、近隣の人達にも伝えようと良く勉強されているようであった。ただ物足りないのは説明板にあることを暗記しているようで、もう一歩踏み込んで自説を唱えるように研究されて説明にあたるのも面白いのかもしれない。
　ここは王塚古墳だがあまりにも簡易な説明で質問にも「もう時間だから、あとはレプリカでも」と遮ってしまう始末で１０分もいただろうか。一期一会を大事にしたいと思う。

緋寒桜四作目

　完成後の四作目である。少々評判が良いので図に乗ってあと一枚描くつもりでいる。