題名が気に入ったのと装丁がきれいだったので、思わずGETした。
関さんの本は、結構読んでいたように思うので、ダブり感もあったが、お得意の古代史の話と、今ブーム?の仏像の話を、組み合わせたところが味噌。
面白く、あっという間に読める。
それにしても、関さんが、そんなに仏像好きとは知らなかった。相当のめりこんでいらっしゃる。
好き嫌いも結構激しく、一般の仏像案内書とは、一味も、二味も違った持論を展開してくれる。
好き嫌いで、仏像を選んでいるから、結構知られていない仏像も取り上げられていて、一度は、見たくなること間違いなし。とりあえず、深大寺?
興福寺の国宝館で見れる山田寺の仏頭の話も初めて知った。山田寺に返してほしいと関さんは訴えておられるが、山田寺跡には、今は、何もない。
私的な仏像案内として、また古代史を知った上で仏像めぐりをしたい人にお勧めできる。
でも、初級者向けかな?やっぱし。