
金沢の話をちょっと追加で。
今日は、長町武家屋敷跡の話。
武家屋敷に行ったのは、初めて。元々そんな観光地ではなかったと思うが、古い街並が残っているところに、古い武家屋敷を移築して来て、散策コースになった。
生憎の天気だったが、外国の方(何故かミシュランの星をもらってる施設が複数ある)も含め、散策している方も多い。
これは、足軽資料館。武家の中でも下級武士になるが、こじんまりとはしているが、ちゃんと一軒家に住んでいたのだ。2DKの平屋って感じかな?
二軒の屋敷に無料で、入ることができる。

次に訪れたのは、旧加賀藩士高田家跡。長屋門が復元されている。

庭も立派。中級武士の館というが、やはり足軽よりは、かなり立派なところに住んでいたようだ。門だけで、家の方は、復元されていない。

野村家武家屋敷跡は、流石入場料をとるだけあって、立派。前田利家の直臣だったというから、今までのところとはレベルが違う。

庭も立体的なもので、桁違いの豪華さを見せる。

雰囲気がよく残っている路地。

大野庄用水沿いに、趣のある家々が並んでいる。

これは、老舗記念館。昔の薬屋の家を移築してきたものだ。1579年創業というから、凄い。

その向かいにあるのが、前田土佐守家資料館。
ここには、前田利家とまつの二男が家祖の、伝統ある前田土佐守家に伝わる品々を展示しており、当時の殿様の生活を偲ぶことができる。明治に入ると爵位を与えられたという。
もうちょっといい天気の時に散策したかったが、街の雰囲気もいいし、江戸時代の武家の暮らしぶりもわかって面白かった。