かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

鎌倉アップディト

2012年03月10日 | Kamakura ( Japan )


今日は、冷たい雨の一日だった。午後は、ちょっと軽くなったけど。
そんな中、鎌倉にふらっと行ってきた。
まぁ、お礼参りというところかな?
ちゃんと、願いがかなった時は、お礼しておかないと、次回願いをかなえてもらえないからね。

段葛もこんな感じ。でもゆったり歩けていい。桜のつぼみが少しふくらんで、桃色がかって見えるのがわかるかな。



八幡宮の境内に、一本だけ、咲いている桜の木がある。これ、前も見たっけ。たぶん、毎年フライングしてる。



今年は、寒いので、梅もまだまだシーズン。



これは、何の花。すんません。疎いもので。



大銀杏の唐黷ス跡から、新芽が出てきたと報道されていたと思うのだけど、小さくて確認できない。あそこまで育つには、7~8百年かかるのだから、まだまだ先。じっくり待ちましょう。



ということで、第一の目的は、無事完了。



次は、前回も訪れた、江ノ電由比ヶ浜駅から歩いてちょっとのところにあるコケーシカのお店に再訪。
こけし人気も定着しつつあるようで、数組のお客様(女性ばかり)が、訪れていた。



ちなみに、鎌倉在住中は、海水浴と言えば、由比ヶ浜。でも今は、津波リスクから、街の至る所に、海抜を示した表示がある。この辺の避難地域は、御成小学校で(普通の小学校なのだが、何故か名門の香りがしたものだった)、その海抜は、35mぐらい。そこまで、行ければ、たぶん3.11のような津波が来ても、大丈夫。明日は、あれから1年。



今の展示は、中ノ沢温泉の、”たこ坊主”中心。よく顔をみていただきたいのだが、酔っぱらったおじさんみたいな顔をしている。私は、このこけしが、小さいころ大好きだった。当時は、岩本芳蔵さんの晩年にあたる。人気抜群だったが、お酒が好きなのが原因かわからないが、寡作で、なかなか入手できなかった。
他のこけし群とは、かなり異質な雰囲気で、魅了されたものだ。



可愛らしい、手ごろなサイズのこけしがたくさん展示されており、姿、形の好みで、みなさん選ばれているのがうれしい。古いのから、新しいのまで。系統もさまざまであり、一口でこけしと言っても、さまざまであることが、おわかりいただけると思う。
芳蔵さんのこけしもあったけど、流石にちょっと値は張った。



もちろん、すばらしいマトリョーシカも、いっぱい展示されている。



今回GETしたのは、こけし時代3.5号。先ほど触れた中ノ沢温泉のこけしと、鯖湖のこけしの特集。表紙の、赤と黄色のろくろ模様の方は、鯖湖のこけしの特徴である。広い意味で、3号と同じ土湯系になるので、3.5号になった。今回は、特製、こけしボールペンがついた。
このペン、一本一本、手作りだから、たいへんだったろう。マトリョーシカ職人さんが、東北の復興を願って、一本一本作ってくれたという。
”チェルノブイリよりフクシマへ、ロシアより愛を込めて、乙女の友情こけしペン”
と、銘打っている。
とにかく、サービス精神旺盛な雑誌で、嬉しくなる。1号から、一気に、3.5号まで来たから、売れてはいるのだろうが、採算がとれているのかは、心配になる。



帰りに、こんな石碑を見つけた。染谷太郎時忠邸の跡という。この人物、藤原鎌足の玄孫(孫の孫)で、東大寺の良辦僧正の父で、聖武天皇の時代に、ここに住んでいたのだそうだ。
にわかには、信じられないが、そういえば、鎌倉の名前は、藤原鎌足に関係あるって、なんかの本で、読んだっけ。
歴史のある街を散策すると、いろんなものに出くわすから、面白い。


コメント
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