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キムヒョージュさんおめでとう。祝杯をあげるには、まだ、4年早いけど。
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昨日梅雨入りしたが、さっそく今日は梅雨の中休み?
古代史や、古墳の本を読むにつけ、必ず訪れたいと思っていたさきたま古墳群に行くことにした。
結構横浜からだと、遠いのだが、湘南新宿ラインと、行田駅からの市内循環バスを使うと、リーズナブルに行ける。特に、市内循環バスは、一日、4往復しかないが、時間さえ調べておけば、100円均一料金で、極めてリーズナブル。
朝の行田駅は、こんか感じで閑散。観光案内所も、ひっそりしていた。
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行田駅から、さきたま古墳群へ到着。大きな駐車場があり、小学生の団体や、家族連れで、思いのほかにぎわっていて驚いた。
特に、こどもたちには、本当にいい勉強になっている。
世界遺産を目指しているようだ。この時点では、ちょっと大げさと思ったが、周り終わった後は、慶州の古墳群と雰囲気は似ていて、あちらは世界遺産なのだから、まったく無理筋ということでもないかもしれないとも思った。
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まずは、全体像をつかむべく、さきたま史蹟の博物館に向かう。
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途中に、埼玉県名発祥の地の碑があった。
どうやら、埼玉の名は、このさきたま古墳群から来ているようだ。
この碑によれば、明治4年には、埼玉郡と入間郡があったが、明治9年に今の埼玉県の地域が埼玉県となった際、その中で一番広かった埼玉郡の名をとったのだそうだ。
そもそも埼玉の名は、律令による制度発足時からあり、その時は、前玉郡(さきたまぐん)と呼ばれていたことが、奈良時代の戸籍で分かっている。
ということで、この埼玉古墳群が、埼玉県の名の発祥地とされているそうだ。
すごく古い歴史を持った地区なのだ。
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こちらが、博物館。ちょうど、小学生の団体と一緒になりすごい人だったが、館員の方が説明されていたので、よくわかった。
こじんまりとしているが、入り口の右側が、国宝館。このさきたま古墳群で見つかった鉄剣、馬具、埴輪などが、厳選され展示されている。
左側が、企画展で、今は、埼玉県各地で発掘された石器時代から、江戸時代までの発掘物が時代毎に展示されていた。
埼玉県は、石器時代から、今までずっと人々が生活していたことがわかるように工夫されて展示されていた。
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でもやはり目玉は、この国宝館。国宝の嵐だが、やはり前に空中に浮いているように展示されている鉄剣が、目玉中の目玉。記紀の世界が、現実のものであるという一番古い証拠ともいえる。
字入りの鉄剣はその他にも少し発見されているが、ここまで、字数が多く、時代や、登場人物などの情報が、充実しているものはない。
資料収集のためということで、たまたま稲荷山古墳を発掘したら、未盗掘で、鉄剣を発見。そしてその10年後、さびを落とす作業をしていたところ、この金象嵌の文字を発見して、これが世紀の発見になったのだ。
年代がわかる資料では、日本最古のものと言える。
馬具、埴輪群も見事であり、ここに大きな何等かの権力があったことは間違いない。
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これは、鉄剣鉛筆。平べったい鉛筆で、表裏に、金象嵌の文字を模して彫ってある。意外といい出来だった。
その横がセットで売っている消しゴム。ハニたま君というらしい。女性の埴輪がハテヒちゃんというらしいが、こちらは、看板でちょこちょこ見た。
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博物館で知識を仕入れてから、いよいよ古墳巡りへ出発。ハーフコース45分、フルコース1時間半とあるが、せっかく来たので、フルコースを選択。看板通り、所用時間は、1時間半ぐらいだった。