かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

太陽と戦慄

2012年06月04日 | Music
今日の内閣改造は、驚いた。民主党政権になってから、驚くことばかりで、流石に慣れてきたと思ったのだが。民主党議員の中で、なり手がいなかったとしか思えない。



最近、”〇枚買ったら、〇%引き作戦”に乗せられて、いらんものを買ってしまう。
では本当にいらんものかというと、聴いてみるとそうでもない。いや、久し振りに聴いて良かったと思うものが多い。
それは、やはり、オリジナルを完璧に模した紙ジャケが多くなったことからくる懐かしさ感と、リマスターや、HDCDなどの新規格の登場により、音が、格段にきれいになったことによるところが大きいだろう。
いろいろ後知恵もついて、新たな発見も多数。

まずこのタイトル。日本盤の名は、太陽と戦慄。ジャケットデザインからも、中の曲の恐浮エじるほどの凄さからも、ぴったりのタイトルのようにも思うが、ロバートフリップは、この日本語訳を後で知り、声を失ったという。
原題は、Larks' Tongues in Aspic。Aspic は、フランス料理で、時々出てくるゼリー状の食べ物のことを言うらしいから、ひばりの舌が、ゼリーの中に入っていた?というおぞましい題名なのだ。
そういえば、このジャケットの太陽は、インド風?ムンバイで、テロに攻撃されたホテルのロビーに似たようなデザインの絵が飾られていたような気がする。

中も、エスニック系や、度肝を抜くヘビーロック、神業的なパーカッションと、もう凄すぎ。ミスマッチと思えるほど、ロマンチックな曲も入っている。第三次のKCだと思うが、天才の集まりだったのか?それとも、全て、鬼才フリップの手の内か。

E夫人の映画で、本アルバムの中の太陽と戦慄パートⅡが使われたのだが、これは、盗作だったため、KCは、賠償金をせしめている。しかし、あんなヒットした映画の音楽が盗作だったとは。これも時代を感じさせるエピソード。

本アルバムは、何度も聴いたことがあるはずなのに、家には、LP がない。当時、LPを借りたのか、カセットテープにダビングしたのを聴いたのか、記憶が定かではない。1973年のアルバムだ。私の当時聴いた音は、格段にシャビーだったろう。
コメント
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