昨日は、送信するのが遅れて、日が重なっていると思うが、今日は、アジャンタに行った。
オーランガバードから、車で飛ばして2時間半。
こんなとこにあるから、紀元前1世紀頃から、紀元後6世紀頃の壁画が、奇跡的に残された。
印度広しと言えども、彩色の壁画は、他にほとんど残されていない。
イスラム教の人々に見つかったら、トルファンみたいに、顔はすべて削りとられてしまっただろうし、アジャンタとの類似性が指摘される法隆寺の壁画も焼失してしまった。
人々に、千年以上も、忘れ去られていたことが、この奇跡につながった。
前来た時は、石窟近くまで、車で行けたが、今は、その数キロ手前の駐車場から、シャトルバスに乗り換える。
不便になったが、それだけ来訪者が増えたということだろう。
それより問題なのは、前回来た時から、8年しか経っていないのに、壁画の痛みが激しいことだ。
もっとも有名な、第1石窟は無事だが、第17石窟のモダンな美女は、煤けてしまったという(確認できず)。
漆喰が、新たに剥落したところもある。
湿気が大敵。
ここは、フラッシュ撮影禁止だが、そんなことより、ポタラ宮や、敦煌の石窟のように、入場制限をかけた方がいいかもしれない。
一方、化学的な修復で、当時の色が、蘇っていたところもあった。
科学の力で、できるだけ、今の姿を将来に伝えたいものだ。高松塚の二の舞は、懲り懲りだ。
今日は、これから、最終目的地の、ムンバイに飛ぶ。
オーランガバードから、車で飛ばして2時間半。
こんなとこにあるから、紀元前1世紀頃から、紀元後6世紀頃の壁画が、奇跡的に残された。
印度広しと言えども、彩色の壁画は、他にほとんど残されていない。
イスラム教の人々に見つかったら、トルファンみたいに、顔はすべて削りとられてしまっただろうし、アジャンタとの類似性が指摘される法隆寺の壁画も焼失してしまった。
人々に、千年以上も、忘れ去られていたことが、この奇跡につながった。
前来た時は、石窟近くまで、車で行けたが、今は、その数キロ手前の駐車場から、シャトルバスに乗り換える。
不便になったが、それだけ来訪者が増えたということだろう。
それより問題なのは、前回来た時から、8年しか経っていないのに、壁画の痛みが激しいことだ。
もっとも有名な、第1石窟は無事だが、第17石窟のモダンな美女は、煤けてしまったという(確認できず)。
漆喰が、新たに剥落したところもある。
湿気が大敵。
ここは、フラッシュ撮影禁止だが、そんなことより、ポタラ宮や、敦煌の石窟のように、入場制限をかけた方がいいかもしれない。
一方、化学的な修復で、当時の色が、蘇っていたところもあった。
科学の力で、できるだけ、今の姿を将来に伝えたいものだ。高松塚の二の舞は、懲り懲りだ。
今日は、これから、最終目的地の、ムンバイに飛ぶ。