かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

古代九州探訪の旅その17 香椎宮

2012年08月26日 | Other Western Japan

今日は、野暮用で、ずっと東京にいたが、真夏の天気は続いている。沖縄に台風が来たり、雲もちょっと秋らしい感じもしてきて、夜も涼しげな虫の声も聞こえだしているのだが。



宮地嶽神社の後、訪れたのが、香椎宮。これまた、由緒ある神社で、仲哀天皇、神功皇后を祀っている。元は、熊襲を平定するためはるばる九州に来た仲哀天皇が、ここで、ご崩御されたという。だから、香椎廟と呼ばれていた。社殿ができたのは、724年の聖武天皇の時代という。



また、雨が降ってきて暗いが、町全体が、香椎宮中心にできているような造りになっていた。場所的には、昨夕行った志賀島に突き出した砂州の根元ぐらいになる。



朱も鮮やかな拝殿と、奥の本殿。本殿は、日本唯一の様式で、需要文化財に指定されている。



本殿横の奉楽殿。



武内神社。今の天皇家の創生時のキーマンかもしれない、武内宿祢を祀っている。



奥に、古宮がある。ここが、仲哀天皇の宮の跡で、香椎宮創建の地でもある。
中に椎の木がある。仲哀天皇の棺を立て掛けた椎の木が、匂ったことから、香椎の名がついたと伝えられる。紀元200年のことというから凄い?!



綾杉と呼ばれるご神木がある。神功皇后が、海外から持ち帰った三種の宝をここに埋め、杉枝を差したのが、この大木になったという。
とにかく凄い歴史だ。神話が今に生きている。

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