今日は、南アルプスの麓でプレー。天気最高だけど、流石に暑かった。それでも、ちょっとは、涼しかったはずなんだけどね。
宗像大社の次に訪れたのが、宮地嶽神社。
駐車場から、結構登ったところにある。
鳥居が、たくさん並んでいる。
やっと門が見えてきた。
本殿。
注連縄が、出雲大社のもののように、巨大。3年に一度掛けかえる。
ところが、まだまだ序の口だった。奥に七福神社が続く。
これは、稲荷神社。鳥居の朱が、まぶしい。
これが、不動神社。何と小山を祀っている。この小山が古墳で、その横穴を通して、古墳を祀っているのだった。これは、見たことない。
逆から見ると、こんな感じで、巨大な円墳であることがわかる。
この古墳で発掘された出土品は、九州博物館で見てきた。本書の表紙の写真に使われた馬具も、この古墳から発掘された。
地下の正倉院と称され、この古墳で見つかった刀、馬具等は、300点にもおよび、内16点は国宝に指定されている。
さらに奥に行くと、菖蒲園が広がっており、合掌造りの建物が移築されていた。
菖蒲は、盛りを過ぎていたが、まだ残っているものも。
実は、この日は、うるさかったのだが、地元の高校対抗ロックバンドの野外音楽祭の真っ最中。MIYA-JICKと名付けられているが、神社名と、MUSICを合成した名前。
地元に密着はいいんだけど、やっぱりちょっとうるさかった。
そして、帰る途中に見下ろしたら、何と海が見える。驚いた。登ってくる時は、夢中で気づかなかった。
ここに葬られた王様は、故郷を見下ろす山の上に葬られていたのだった。
移民一世とか、二世の人だったのだろうか。
第14代仲哀天皇の后で、朝鮮に出帆した神功皇后を祀った神社という事実をどう理解したらいいのだろう。
古事記、日本書記には、渡韓の折、この地に滞在し、宮地嶽山頂より大海原を臨んで祭壇を設け、天神地祇を祀り、祈願し、船出したとある。
今回訪れた神社の中で、一番意外性のある神社だった。