かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

B.B.KING LIVE AT THE ROYAL ALBERT HALL 2011

2012年08月07日 | Music
オリンピックは、サッカーを始めとして、まだまだ楽しみいっぱい。
がんばれNIPPON!



B.B. KING の、昨年の、ロイヤルアルバートホールでのライブBDが出た。
ブルースのキングのライブは、直に見たこともないし、通しで聴いたこともなかったので、初体験に近い。

最初に出てくるところから、貫禄十分。会場、バンドメンバーを支配している。ギターピックを、あんなにばらまくパフォーマンスは、初めて見た。
日本で言えば、和田アキ子か北島三郎か。例えが悪すぎたか。

勝手気ままに演奏しているようで、歌っているようで、きちんとはまる。まさに大御所と呼ぶにふさわしい。
お歳と思っていたが、声に張りがあって、MCもウイットに富んでいて、とても、〇〇歳とは思えない。声だけ聴いたら、まだ、40~50歳と思うかもしれない。ECよりも、若く聴こえる。ECが、敬愛するのもうなずける。

本コンサートで嬉しいのは、ゲスト陣。ロンウッドや、デレクトラックス(奥さんも)などが、この大御所と共演している。
特に、トラックスさんは、この2月の来日公演に行ったばかりなので、親近感がわく。ブルースの伝統が、こういう場を通じて、時代を超えていく。BBが、こども夫婦相手に、公開ブルース教室を開いているみたいだ。

そういえば、この前、B.B.KINGが弾き語りができないという噂があると紹介したが、このコンサートの演奏を見て、しっかり確認した。それは、事実。同じ曲の中でも、歌う時は、弾くのを止め、弾いている時は、歌わない。技術的なものではなく、そういうもんだという哲学が、彼の中にあるのだろう。

エンターテイメントの神髄を見た。
コメント
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