昨日、香港経由で帰国した。じっくり寝て帰ろうと思ったのだが、たまたま幸か不幸かアップグレードされてしまったので、映画を見たり、フルコースを楽しんだり、堪能してしまった。
ちょうどお盆で、成田近郊の花火大会の様子を、空から観覧できたし。
映画は、今封切られたばかりのアベンチャーズだったが、まあよくもここまでやるはという感じの映画。
ハリウッドのヒーローもの、それも、まったく縁もゆかりもないヒーローを、一つの映画に登場させ、ひたすら戦いまくるアクションものだ。
アクション、ユーモア、単純でわかりやすいストーリー等、これぞアメリカ映画という仕上がりになっている。映像も、迫力があるから、映画館で見られることをお勧めしたい。
同世代で、見た方があれば、お気づきと思うが、日本のドラマのパクリではないかと思われるところが二カ所あった。
一か所は、誰でもわかる、宇宙戦艦ヤマトのパクリ。大和が、空母に変わっているだけだ。
そして、二カ所目は、ジャイアントロボのパクリ。これは、同世代の人しかわからないだろうが、ラストシーンで見られる。
ごちゃごちゃヒーローを集めただけの映画と思って敬遠されている方もいるかもしれないが、アメリカらしい無条件で楽しめる映画なので、この夏、ご覧になることをお勧めしたい。
帰ったら、尖閣、竹島、大騒ぎ。はっきり言って、民主党政府の求心力低下からくる外交失策の結果だ。きちんとした対応を、腰砕けにならないようにやってほしい。特に、竹島の件は、実効支配されてしまっているのだから、世界に訴えかけるしか、元々方法はなかったはずだ。
帰ったら、先日申し込んだ、山中千尋さんの無料ライブの招待券が届いていたので、早速行ってきた。
仕事が終わってから行ったので、ぎりぎりになって行ったら、すでに、満員で、全員立っているので、前がまったく見えない。
結局、演奏中の彼女の姿は、見えず、立って演奏しているベースのカールおじさんの顔だけが見えた。
今回の、アルバム”ビコーズ”には、10曲収録されているが、25曲、さらっと演奏してみた後、イメージをよりふくらませることができた10曲を選んだという。
演奏は、”Yesterday”と、”Here, there and everywhere "の、2曲だけだったが、生ライブの醍醐味を感じさせる素晴らしい演奏だった。CDの演奏の、ロングバージョンという感じ。
天才的にうまい!
世界に通用する演奏家というのは、こういう人のことを言うのだろう。
ヤマハ銀座の地下二階のスタジオで、会場が小さかったこともよかったのかもしれない。
帰りに、一人一人、ご本人が団扇を配ってくれた。その時、本人と初めてお目にかかったのだが、どこにでもいそうな飾り気のない女性である。
どこからあの演奏をするパワーが出てくるのか?