お城のエリアから出ると、ぱぁっと、景観が広がる。
お堀沿いにすばらしい町並みが保存されている1画がある。
塩見縄手と呼ばれており、日本の道100選にも選ばれている。
この中心にあるのが、小泉八雲の旧居宅。
ラフカディオハーンとしても有名だが、松江の英語教師だった。
当地の昔話を収集し、怪談などを表したが、神々が宿るこの地に住んだことが、大きく影響したのだろう。
質素な家だが、小泉八雲の好みが各所に生かされている。
庭が270度見渡せる部屋が居室兼、書斎になっている。
当時のデスクが残される。
机の背が高いが、彼の背は低かった。
目が悪く、目を近づけるため、机の背を高くしたのだという。
ほら貝は、江ノ島で買ったものという。
机の左側に見える庭。
好みの日本庭園に囲まれて、心が満たされる。
小泉八雲像。
お堀越しに、天守閣が見える。
お堀巡りの船。
船頭さんが、自ら船を操りながら、生声で、松江の町を解説。
二人の場合でも、大人数の場合でも、船頭さんの気合の入れ方は、変わらない。