かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

YELLOW SUBMARINE Anglo Bubble Gum

2020年04月15日 | The Beatles
今日も、いい天気だったのだが……



またまた珍品ゲット。
イエローサブマリンのカード。
66枚揃え。
Anglo Confectioneryというお菓子メーカーが1960年代後半にイギリスのHalifaxにあって、このようなカードをおまけにして、風船ガムを販売していた。
人気のサッカーなどを題材を中心にしていた。
並べると、なかなか壮観だ。
著作権の問題はないのだと思うが、映画の最後に4人が飛び入りのように出てくる場面は、映像ではなく、イラストになっている。



このカードの凄いのは、全部並べて裏返すと、一つの大きな絵になるところ。
主要キャラクターは、全部出ているし、4人もイラストだが、顔を出している。
ナイスなデザイン。



まだアップルはなかったか。
両方とも1968年のことだと思うのだが。
著作権は、King Features & SUBAになっている。
日本には、この1セットしかない?
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EASY RIDER

2020年04月14日 | Movie
コロナがなかなか収まらない。
効果が出るのは。まだ先か。



本BDは、廉価版で出たのでゲットしたのだが、もしかすると初めて見たのかもしれない。
この前、Once Upon A Time in Hollywoodを見た影響もある。
あまりにも有名で、ハーレーをかっこよく乗り回す冒頭シーンもよく出て来るので、見たことがあると勘違いしていたのかもしれない。
ただ、1968年に作られ、1969年に公開だから、小学生の私が、当時見てもその凄さはわからなかっただろう。

60年代後半、麻薬が蔓延し、ヒッピー文化も疲れを見せ、ベトナム戦争の泥沼化で、退廃的なムードのアメリカでの、旧と新との対立が見事に描かれている。

西海岸から東に向かう二人のヒッピーライダーが、最後に南部のヒッピー嫌いの大人に簡単に殺されてしまう映画と言ってはそれまでだが、その途中の景色、出来事が、当時の雰囲気を、見事に捉えている。
革新的な映画というのは、このことではと思わせる。
ドキュメンタリータッチの部分もあるし、アバンギャルド的で、よくわからない部分もある。

メイキングが凄い。1999年に作られたメイキングだそうだが、まさにこの映画がリアルだったことが、制作者、出演者によって、冷徹に語られる。
マリファナにまみれて作られた映画と言っても過言ではない。
そういう時代だった。

フィルスペクターが出ていたとは知らなかった。
彼のロールスロイスと、執事も、そのまま出てもらったそうだ。
今は、監獄の中にいるが。

各地のロケでも、エキストラを次々採用し、セリフもアドリブでしゃべらせている。
主役級のセリフも、撮影場所も、かなりアドリブ。
ジャックニコルソンも怪演だが、そのギャグも思いつき。
だいたいの流れだけ決めて、後は、アドリブを積み重ねたため、製作途中での喧嘩が絶えなかったという。
撮影中も、もちろんマリファナを吸っていた。
最後のシーンの空撮は、今ならドローンで簡単に撮れる絵だが、ヘリコプターの脚にカメラを括り付けての必至の撮影だったという。
映像面でも、斬新だ。

音楽がまたすごい。
当時の、ドラッグに影響を受けた曲が、画面に合わせて次々出てくる。
ビートルズでは、ホワイトアルバムや、マジカルミステリーツアーの時期だが、その時代の中のアルバムだったことが、改めて、感じられる。
ベトナム戦争への反戦映画と取られるのがいやだったので、反戦の色は極力排したと、メイキングで語られるが、それも、映画に普遍性が出てよかった。

1960年代後半を代表する映画と言っていいだろう。
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こけし図譜

2020年04月13日 | Books
今日は、冷たい雨。
地震もあったりして……



本書は、本屋で見つけた。
この手の本は、発行部数も少なくて、通販で購入することが多いのだが、珍しい。
1982年生まれのグラフィックデザイナーである佐々木さんの著書。

こけしとの出会いは、比較的最近で、10年ほど前。
鳴子温泉の桜井昭二さんとの出会いがきっかけという。
桜井さんは、私の父が収集していたころ、既に、すばらしいこけしを作っていたから、それから、40年以上も、第一線で活躍されていたらしい。

そして、武井武雄さんの愛蔵こけし図譜という本を見て(武井さんの美術館に行った話はした)、その自分版を作ろうと思い立って作ったのが、本書。

流石、イラストレーター。
味わいある絵が並んでいる。
各生産地を代表する工人とのインタビューや、制作過程の絵も添えられており、また生産地の名産とか、温泉の絵なども、添えられており、楽しい。

こけしの絵の題材になっているこけしは、比較的若い工人の復刻版が多い。
よく特徴が生かされており、伝統こけしを系統的に勉強したい人にも向いている。

解説は、すごい古い話と、最近の話が中心で、第一次、第二次ブームのころの話は少ない。
この辺は、本書を制作する際に参考にした本の影響だろう。

本書のようなすばらしい本により、こけしが、東北を代表するお土産として、末永く人気を博することを願いたい。
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渡来系移住民

2020年04月12日 | Books
今日は、ゴルフだった。
スルーで、ランチも、お風呂も入らないで、帰ってきた。
スコアは、天気がもってくれたこともあり、まぁまぁ。



毎回楽しみにしている古代史をひらくシリーズの5冊目。

期待通りの充実度だ。
本シリーズのいいところは、伝統的な話から、最新の研究結果まで、バランスよく紹介し、最後に、著者達の対談により、その議論の合っているところ、合っていないところを、確認して、次の研究に繋げていくというスタンスだ。

渡来人は、かつては帰化人と言っていたが、これも、古代史研究の変化の影響があるという。
帰化ということばは、中華思想から来ている言葉で、古代日本も、小中華思想をとっていたから、この用語が使われた。
しかし、実態とは異なる。
一方渡来という言葉は、物理的に渡って来るという意味で、ややこれも実態と異なる。
そこで、本書は、渡来系移住民という言葉を使っている。
なかなか言葉って難しい。

そして、この渡来系移住民と一言で言ってもその内容は様々。例えば、時代によって、中国、百済、新羅など、出身地が異なるし、日本に渡ってきた理由、事情も異なる。
一方、古代日本に与えた影響は、絶大で、様々な面で、日本の基礎を作ったと言って過言ではない。
古代日本は、渡来系移住民の知識、技術、能力を、建国の基礎としてきた。
記録を調べると、渡来系移住民の比率は、3割にも達したという。
そして、ある程度定着した平安時代には、渡来系移住民は、溶け込んで、見えにくくなる。

今の移民政策をそどうすべきかという観点から考えてみても面白い。
当時は、大陸と対等な日本に早くすべく、積極的に受け入れて来た経緯があるが、ある程度区別していた(中枢への登用や、居住地など)。どちらかというと、能吏や、技術者として活用してきた感じだ。
それが、まさに今の日本の外国人受け入れの仕組みにも反映している。
それを、これからどうしていくのかという議論の際も、かつての渡来系移住民の歴史を振り返ってみるのもいいだろう。

面白い本だった。
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木簡 古代からの便り

2020年04月11日 | Books
今日は、結局いい天気。
庭いじりをするために、DIYに行ったら、凄い人出。
人間、考えること一緒。



本書は、本屋で見つけた。

これまで、木簡に関する本は、しっかり読んだことがなかったので、ちょうどいい本だった。
初心者向けでもあり、最新の発見の情報もあり、楽しく読める。

木簡というと、紙が普及する前に多く使われたイメージだが、荷物につけるなどの用途で使い分けられていたことがわかっている。
木簡が大量に発見され出したのは、そんなに古いことではない。
何かのきっかけで、大きなゴミ溜め場に捨てられた多量の木簡が、新たな発掘で、次々に発見されるようになった。
木簡が残るには、適度な水分が必要なそうで、土深くに埋もれたもののみが、1,000年以上の時を経て、現れたのだ。

当時の記紀、万葉集は、写本が伝わるのみだが、木簡は、実際に使われたものだから、真実だ。
そこから、新たな発見が相次いでいる。
長屋王の邸宅跡が特定されたことは有名だが、木簡に書かれた内容の前後関係から、今まで不明だった史実も次々と明らかになっている。

漢字の練習に使われたものもあり、地域により、漢字も違う書き方をされていたこともわかっている。まだ漢字を使える人が少ない時代のことだ。
当時から、今の名産品と同じ産地の奉納物が平城京に運ばれていたこともわかる。
それも、結構遠くから。

木簡は、当時の生の記録という意味で、貴重だし、推理を働かせる古代史の醍醐味も味わえることがわかった。
毎年、正倉院展に合わせて公開しているそうなので、次回、訪れてみたい。
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