
今日は、妙に温かい。
午前中、落ち葉掃除をして、午後からダブルヘッダー。
最初は、丸の内にある静嘉堂。
昨年の杮落し展以来2回目。
KITTEのツリーは、前来た時には、製作中だったが。

お堀端の銀杏は、ほとんど落ちてしまったが、一本だけ残ってる?

静嘉堂の入っているビルのツリーは、ちょっとこじんまり。
色が七変化。

今回は、二つの頂と題して、宋磁と清朝官窯の展示。
中国の陶磁器のピークであった2時期のお宝をまとめて披露という企画。

写真撮影可は、このエントランスの広間と、清朝官窯の部屋。
三井と、三菱が手を合わせて建て直した重文の建物。
すばらしい。

見ていると、中国の陶磁器として見ていたものが、ほぼこの時期に集中していることがわかった。
もちろん唐三彩、元の時代の青花もあるが、清朝時代に官窯で、過去の名品をヒントにした陶磁器が新たに多く作られている。
青銅器の形を模した陶磁器も作られている。
清の中国文化に対する憧れの強さの反映だろう。
曜変天目が目玉だが、私は、何度か見ていて、撮影も禁止。
その保存箱や、台などの経緯もまとめて、1つのギャラリーを使って、総合的に展示されていた。
興味のある方には、貴重な機会。
清のコーナーだけ、撮影可だったので、ちょっとだけご紹介。
バリエーションに富んでおり、全部紹介したいぐらいだが、写真撮影し易かったところのみ。
豆彩団花分紅。
18世紀のものというが、華やか。

青花臙脂紅龍鳳文瓶。
見にくいが、龍の他に、蝙蝠が計24匹?描かれている。
蝙蝠は、福と発音が一緒で、縁起のいい動物と考えられていたことを知った。

これなども、陶器というか、絵画。
粉彩百鹿図壺。
どれだけ、芸術に打ち込んだ時代だったのか。
宋と清という2時期に絞った展示だが、中国の陶磁器の歴史・製法等に興味のある方は、是非。
曜変天目がまだの方は、絶好のチャンス。
完品は、世界に3個しかないと言われている。

そして、六本木へ移動。
先日のカールパーマ―と同じEXシアター。
EXシアター10周年ということで、大物イベントが目白押し。
今日が、10周年価格の最終日。

今日は、もう相当来ているMr.Jimmy。
グループ名を、MR. JIMMY Led Zeppelin in Revivalに変更?
彼らの歴史は、EXシアターの歴史ともシンクロする。

シアターオープン前に演奏したのが、Mr.Jimmyだったそうだ。
その後、Zeppagainで数度公演。
その後、ソロで数度。
その時のドラマーが亡くなってしまい。別編成で数度。
そして、今回は、Zeppagain 時代のドラマーと、まだ26歳のジョンポール役。
ボーカルは、Zeppagain後定番で 3回目?
上手い!

今回は、狂熱のライブの完全再現。
編集前の1973年のコンサートは、3時間超の公演で、今日の公演も3時間超。
アンコールを入れると3時間半の長丁場になった。
慣れてはいるんだけど。
機器や、照明も1973年の公演にこだわった仕様。
職人芸。
ジミー桜井さんは、EXシアターが、当時のツェペリンのコンサートを再現するには、最高の箱と考えている。
たぶん、来年もやってくれるだろう。
サービス精神満載で、いつも素晴らしい。
当時の凄まじさを見事に再現。
ツェペリンファンは、マスト。
レベルが違う。