かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

悠久のエジプトその15 ラメセス1世の墓

2024年03月16日 | Europe・Middle East・Africa


今日も、ゴルフ。
やはりちょっと霞んでいるが、富士山が綺麗。



桃の花と、秦野市。
グリーンが遅すぎて、調子が狂っちゃう。



次に訪れたのは、ラメセス1世の墓。
ガイドさんお勧めのお墓で、凄い!



結構、急勾配で、インディアナジョーンズ気分。



これほど綺麗に壁画が残るものなのか。



埋葬室の石棺も巨大。



何を意味しているのか、わからないが。
渋滞を避けるため、ガイドの入場は、規制されている。



真ん中は、マアト女神。
その左は、チェト(イシスの結び目)。



下は、邪悪な蛇アポピスと戦うアトゥム神。



この儀式らしきものは、何を意味するのか?
やはり、蛇と戦っているのか。



何かを語っているのは、わかるのだが。



ラメセス 1 世がアヌビス神とイシスの息子ホルスによって、来世に迎えられる。

見事な壁画の連続で、もっと写真を撮っておけばよかった。
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悠久のエジプトその14 ラメセス9世の墓

2024年03月15日 | Europe・Middle East・Africa


今日は、今月初めてのゴルフ。
どうなるかと思ったが、そんなに悪くはなかった。
明日も続く。
富士山も見えたが、ちょっと霞んで来た。



次に訪れたのは、ラメセス9世の墓。



ここも規模の大きいお墓だった。



王が、羊頭のアメン・ラー神と向かい合っている。



ここの壁画もすばらしい。



コブラとアヌビス神?



これは、何を意味するのか。



通路にも、壁画がびっしり。



聖船。



神々の行進。



玄室。



王がアメン神に向かって、何か語りかけている?



牡羊の頭をした神と洞穴の書。

ということで、全部のお墓を見学したくなった。
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悠久のエジプトその13 王家の谷 メルエンプタハの墓

2024年03月14日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、素晴らしい天気。
庭仕事に従事。
膝が痛い。



ツタンカーメンの墓の後は、自由時間で、好きなお墓に入れるのだが、大体3つが普通という。
欲張って、4つのお墓を巡った。
王妃の墓にあるネフェルトイリの墓は、オプショナルツアーで行けたのだが、最低人数が集まらず成立しなかった。
数ある墓の中でも一番美しいという。

まずは、ツタンカーメンの墓の近くにあったメルエンプタハの墓。
ほぼ直線にまっすぐ降りていく感じだが、かなり大規模。



入り口は、こんな感じで、チケットチェックがある。
ただ、ここまで来て、チケットを持っていない人はいないだろう。



ラー・ホルアクティに迎えられる王。



太陽円盤の中のケベル(スカラベ)とクルム(羊)。



美しいヒエログリフ。
文字自体が、芸術だ。



天井には、星。



神々により、王が冥界に向かう?



門の書。



列柱も。



玄室が見えて来た。
大型館が見える。



大型館の前にある立派な人形館。



前室にある大型館。
ということで、まだ一つ目だが、見応え大!
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悠久のエジプトその12 王家の谷 ツタンカーメンの墓

2024年03月13日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、好天になったが、風は冷たい。
関西に日帰り出張中。



毎日ハイライトが続くエジプトだが、いよいよ王家の谷へ。
発掘の際、ハワード・カーターが拠点にした家が、今も残されている。
王家の谷から、車を使えば、そう遠くない。
当時は、ロバだったらしいが。



近くに、2代目のスポンサーだったカーナヴォン卿の家も残されている。
ツタンカーメンの墓発見後急逝したため、ファラオの呪いと言われている。
ミイラを見る前に亡くなった。



王家の谷のエントランスにある模型。
正面の山がピラミッドのような形をしており、その麓に、Vの字に谷が広がる。



その谷の地中に、多くの墓が発見された。
この地中まで見える模型は、面白い。
墓の形状も深さも様々だ。
当時の王朝は、カイロにあったが、墓は、盗掘を免れるため、遠いルクソールの山の中に作った。
しかし、その墓のほとんどは、無惨な盗掘に遭っている。

ただし、壁画や、レリーフは、多く残されており、規模、デザイン、色とも素晴らしい。
そして、同じく残されたヒエログリフが、当時のエジプトの様子を伝えてくれる。



いよいよ入場。
エントランスから、ちょっと距離があり、暑いので、ほとんどの人が、シャトルバスを使う。



お墓の入り口が見えてきた。
正面が、シンボルの山。



いよいよツタンカーメンの墓。
ここだけ、別料金。
小学生の時連れてってもらったツタンカーメン展から、60年近く経って、現地を訪れることができた。



そんなに深くないところに玄室があった。
発見された時は、副葬品が溢れていて、なかなか石棺まで辿り付かなかったが、今お宝群は、博物館にあるので、いきなり素晴らしい壁画類。
どれだけ修復されたのかは、わからないが、まさに昨日描かれたのではないかと思うぐらいの鮮やかさだ。
感激!

白い帽子がミイラの姿をしているツタンカーメン。
右が、ツタンカーメンの後継者であるアイ。
口開けの儀式を行おうとしている。

中央左、かつらと鉢巻、白いキルトの着物を付けた王が左手にアンク(生命の象徴)と王杖を持っている。
その左はヌト神。

左は、王の左手に立っているカーに伴われ、王が冥界の最高神オシリスに冥界に迎え入れられている。



石棺がそのまま残されている。



これは、葬列。
右が、オシリス神をかたどったミイラを納めた王棺。
厨子の上には、コブラの模様。



12匹の聖なるヒヒ。
冥界への門を開くのだという。
左上には、復活を象徴するスカラベを乗せた聖船。
右上は、神々の行列だ。



ミイラがそのまま安置されている。



世界の宝だ。



感動を胸に、墓を後にした。

PS
帰りに、久しぶりにE席に座れたので、写真を2枚(朝の富士山も綺麗だったが)。



伊吹山には、まだ雪が残ってる。



ソーラーアークは、まだ取り壊されていなかった。
SDG'Sのシンボルとして、何とか再生できないものだろうか。

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悠久のエジプトその11 ハトシェプスト女王葬祭殿

2024年03月12日 | Europe・Middle East・Africa
今日は、冷たい雨。
雪じゃなくてよかった。



メムノンの巨像を見てから、ハトシェプスト女王葬祭殿に向かう。
途中こんな家が点在しているが、当時墓や、神殿を作った人たちの子孫の家という。
その下には、王家の財宝が埋められていて、それらを掘り出して、海外に売っていたことが、文化財流出につながっているという。
今は、無人になっているとのこと。



綺麗に残っているスフィンクス。
この辺りは、砂に埋まっていて、保存状態がいいものも多い。



葬祭殿が見えてきた。
既視感がある方も多いかもしれないが、1997年にテロが起こり、60名以上が殺害され、日本人も多く巻き込まれた。
そのせいもあり、警備も厳重だ。
見通しのいいところで、逃げ場がまったくないが、当時は、全く警備がなかったのだろうか。



岩山を掘って神殿が作られている。
三層構造だが、見学できるのは、上の2層。
このスロープだけでも、ワクワクする。



中もよく残されている。
星空の壁画。



向かって右側にあるアヌビスの礼拝堂。



色も綺麗に残っている。



これは、戦いの様子か。



凛々しい。



アメンの至聖所。



オシリスの像が並ぶ。
ハトシェプストのひげをつけた姿と言われる。
ハトシェプストは、異母兄のトトメス2世の妃だったが、王の病死後、王の子のトトメス3世の摂政となり、20年間政権を握った。
彼女の死後、トトメス3世によって、ハトシェプスト女王葬祭殿に描かれた彼女の姿は、全て削り取られた。



ハトホル。
ラーやホルスとも繋がる女神。
向かって左側の聖域にある。



これはホルス?
紹介しきれないが、見応えのある葬祭殿だった。
ハトシェプストが院政を長く敷いたことに不満だった、息子のトトメス3世により、顔が傷つけられたレリーフもあった。



アラバスターを中心とした土産屋へ。
ここも、実演してくれるが、古代から受け継がれた手法だ。
街の土産屋で売られているものがインチキであることを証明するための、叩き割る演出も。
中国産で、石膏に色を塗っただけどいう。



中に入ったら、アラバスターだけではなく、様々な石を素材にした土産物がずらりと並んでいた。
大きいものは、重たいのと、デザインが気に入ったので、玄武岩製の小さなオベリスクをゲット。
土産物としては、ちょうどいい。

奥にもっといいものがあると連れていってもらったが、先祖が作った素晴らしい作品がずらり。
墓から勝手に持ち出した盗品でないといいのだが、今更判別も難しいだろう。
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