かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

悠久のエジプトその10 メムノンの巨像

2024年03月11日 | Europe・Middle East・Africa


カイロ近辺で、3大ピラミッドを始めとした様々なピラミッドに感動し、ルクソールへ移動。
かつての首都テーベだが、カイロよりも、豊かな人が多い地域なのだという。
泊まったホテルも、リゾート風だが、入り口から部屋までの道が複雑で、何度か道に迷った。



ナイル川に面したホテルで、朝日が美しかった。



気球ツアーが人気で、多くの気球が、空に浮かんでいた。
王家の墓の方向になる。
ルクソールもナイル川の東側に神殿があり、西側に墓地群がある。



最初に訪れたのが、メムノンの巨像。
第18王朝のアメンホテプ3世のものだが、プロレマイオス朝の時、ギリシャ神殿のメムノンのものとされ、この名がついたという。
アメンホテプ3世は、トトメス4世の息子で、紀元前1386年から1349年ぐらいの第18王朝の王で、妻の一人は、エジプトの3大美女と言われるネフェルティ。
絶頂期の王で、ルクソール神殿を建設したことでも知られる。
傷みは、激しいが、その巨大さには圧倒される。
かつてはその後ろに葬祭殿があったが、石材等に使用され、破壊された。
その後の地震でヒビが入り、軋み音や、風の音が発生し、不思議がられていたという。

巨像の後ろでは発掘作業が続けられていたが、たぶん礎石しか残っておらず、なかなか当時の姿を蘇させるのは、難しいかもしれない。
この2体の巨像が立って残っているだけでも、よしとしないといけないのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Dear Beatles 2024

2024年03月10日 | The Beatles

 
今年も、恒例のDear Beatles 2024に来れた。
会場は、これまたお馴染みの、人見記念講堂、



グッズには、手を出さなかったが、リッキーさんのサイン入りCDと、杉さんのサイン本に手を出してしまった。



2003年からスタートしたこのイベントだが、コロナの中断を乗り越えて、節目の20回目。
メンバーの半数が、70台となり、最若手?の伊豆田さんも、4月で、高齢者の仲間入り。
私より、1月お若い。
でも、みなますますお元気で、パワーをもらえる。
特に、リッキーさん?



今回は、マニアックな選曲は、なく、イギリスでのシングルA面をLove Me DoからLet It Beまで休憩挟んで、通しで。
改めて、彼らの楽曲のスーパーさに感動する。
圧巻だ。

今年のゲストは、元AKB48で現在シンガーソングライターの矢作萌夏さん。
ギター弾き語りでのI Will と、ピアノ弾き語りでのFool On The Hillを演奏。
素直な歌い方で、好感が持てた。
杉さんと坂崎さんとは、ちょうど4回り!!違い。

アンコールは、Now & Thenから始まって、I Saw Her Standing There、Kansas City、Twist and Shoutと続き、総立ちで、大盛り上がりで、終了。
楽しかった。
チケットも、早々に売り切れたようで、まさに継続は、力なり。
末永く、このイベントが続くことを祈りたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杏里

2024年03月09日 | Music


今日は、杏里さんのコンサート。
初めてだったが、すばらしい。



永年のファン、ちょうど私ぐらいの世代が中心。

序盤は、静か目、終盤で、ノリのいい曲が続き、アンコールの最後は、オリビアを聴きながらで締めた。
完璧。

バックミュージシャンもハイレベルで、全体を盛り上げていた。
バンマスのキーボードの佐々木さんは、もちろん、ギターの吉田さん、サックスの鈴木さん、パーカッションの斉藤さんなど腕利き揃い。
コーラスの二人もうまくて、雰囲気を盛り上げてくれた。
デュエット曲も。

杏里さんは、声量はふつうかもしれないが、クリスタルな美しい声は相変わらずで、聞きほれた。
学生時代から、社会人になったころが、一番ヒット曲連発したころで、その辺の曲はかなりやってくれた。
ということで大満足。



ビルボード横浜の前にオープンしたイタリアンで夕食。
日本で初めてのアメリカンピザを提供した店ということだが、そもそもアメリカンピザって?
六本木が発祥だが、今は、新橋とここに店を出しているらしい。
あまり大きな店ではないが、横浜らしいお店でいいんでない?

PS
セトリがアップされていたので

Back to the BASIC
Lonely Driving
センチメンタルを捨てた人
Secret Lovers
砂浜
夏の月
Everything Must Change
With You
DRIVING MY LOVE
A HOPE FROM SAD STREET
CAT'S EYE
悲しみがとまらない
〈アンコール〉
シャネルでグッドバイ
オリビアを聴きながら
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悠久のエジプトその9 エジプト文明博物館

2024年03月08日 | Europe・Middle East・Africa
無事、夕方成田に到着。
行きは、偏西風に向かっていくので、かなり揺れたが、帰りは、スムーズ。
航路もより南だったが(ゴビ砂漠より南を飛行)、どうコースを決めるのだろうか。
トルコ旅行の整理にも時間がかかるので、まだまだ序盤のエジプト旅行の話の続き。



カイロに戻って行ったのが、国立エジプト文明博物館。
2021年4月に正式オープンしたばかり。



古代だけではなく、現代にいたるまでの様々な時代のエジプト文明を網羅する展示だった。
メインホールは、時計と逆回りで、古代から現代まで、時代に沿った展示を見ることができる。
これは、もちろん古王国時代のスフィンクス。



ミイラの棺のマスクや、副葬品。



古代の王室に迷い込んだようだ。



アメンホテプ2世の像など。



新王国時代の楽器ハープ。
正倉院で見つかったものと似ている。



この辺になると、イスラムの時代。
モスク内の説教壇。



地域により異なる衣装や装飾品。
エジプトの人は、金が好きだそうで、嫁入りの時には、大量の金製品を持たせるという。



この博物館の目玉は、ミイラ室。
写真撮影ができなかったので、本を1冊買ってきたが、ルクソールの王家の谷で、まとまって見つかったものという。
墓の盗掘が絶えなかったので、ミイラだけ、まとめて、別の穴に埋めたのではと考えられている。
羊が見つけた。
それにしても、数千年前のパラオ達のミイラが目の前に安置されている信じがたい世界。
それぞれのミイラの名前も、時代も、血縁もはっきりしている。

元々考古学博物館に収められていたものを、2021年4月、大パレードで、ここに移されたのだといい、その時の映像も、繰り返し流されている。
華々しい国家行事だったことがわかる。
数千年前の王達が、この世に蘇ってカイロの街を行進した感覚だったろう。

1室1体づづ展示されており、血縁関係などについての説明の他、一部副葬品も展示されていた。



博物館を出ると、ナイル川のほとりにあったことがわかる。
絶好の撮影スポットになっている。



高架道路から見下ろした市場。
庶民的な市場はみなこんな感じ。



市場にはまた行く機会があるということで、この日は、スーパーマーケットへ。
亜細亜だといろいろ見っけものがあるものだが、正直大したことはなかった。



値段は安くもなく高くもなく。
エジプトポンドは、50ドルだけ両替したのだが、ほとんど使う機会がなく、ここで使ったらおつりをもらった。



デザインは、エジプトらしくていいのだが、価値は、かなり低い。
あまりにも流通せず、貨幣はほとんどないと聞いていたので、お釣りでもらってびっくりした。
いいお土産?



農産物の加工品が安いかなと思って探したのだが、いまいちの感じで消去法でブルーベリージャムを購入。



はちみつも。
本当は、オリーブオイルを買いたかったのだが、1ロットが多すぎるので、諦めた。



そして、夕方、初のエジプト航空で、かつての都リテーベ、現在のルクソールへ。
1時間ほどのフライトで、ナイル川沿いに南下する。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イスタンブール 2日目

2024年03月07日 | Europe・Middle East・Africa


今日は、いよいよ最終日。
足掛け9日間の旅だが、正味は、ちょうど6日間。
移動時間もあるから、忙しい旅だったが、充実した旅だった。

最終日は、エジプシャンバザールに寄ってから、バスフォラス海峡クルーズ。

エジプシャンバザールは、エジプトとは、全く関係なく、この場所が、とうもろこしの市場で、とうもろこしと、エジプトの発音が似ていたそうで、エジプシャンバザールになったという。
グランドバザールよりずいぶん小さいが、観光客向けのお店が多いように感じた。

そして、バスフォラス快挙クルーズ。
昨日は、あんなぐずぐず天気だったのに、今日は、快晴。
最高のクルーズが楽しめた。



ヨーロッパ側の桟橋からスタートしてまずは北へ。
まだ、北風が冷たいが、展望は、最高。
ヨーロッパとアジアを結ぶ橋。
3本あるそうで、内2本を見れた。
橋自体も美しい。



これが、第2の橋。
この先に進むと黒海になる。
通商目的地の船は、自由に航行でき、通行料もとってないから、トルコが、いかに世界経済に貢献してるかが、わかるだろう。



ガラタ塔もよく見える。
物見の塔だったり、灯台だったりしたが、現在は、博物館になっているそうだ。



モスク、宮殿、豪華別荘、庶民的な港、クルーズ船など、様々な顔を見せてくれる。
南は、マルマラ海で、トプカピ宮殿や、アヤソフィアなどを見上げることができる。
ヨーロッパ側を北上して、アジア側を南下して、1周1時間半ぐらい。
貸切だったから、オーダーメイドで、少し簡略版だったかもしれないが、大満足だった。



クルーズ終了後、ドーハ経由で、無事帰国。
飛行機は、どちらも満席で、観光需要は強い。

トルコ周遊、大満足の旅だった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする