支え

今日は今年初めての東山寺お香の会

天候にも恵まれて、皆さんの元気なお顔を見ることができて嬉しかった。
会が始まるまでに　先生にお稽古をつけていただき
静かな空気のなか、ピンっと気が引き締まる。

京の歴史や文化を学びながら
楽しい「札打ち」という香遊びをした。

組香は「花鳥香」

このお香の会も　だんだんと軌道に乗り始めたようで
和気あいあいとした雰囲気のなか
とても良い時間が流れていく

焦らず、慌てず、ひとつずつ進んでいきたいと思う。

夜、娘の通う高校のＰＴＡ会報編集委員会。
４月より始まって　今回で８回目の会合となった。

卒業式に発行する号の　原稿確認をした。

卒業生から親へ送るメッセージと
親から卒業生に送るメッセージ
大量にある原稿から、会報に掲載する４０編を選ぶという
大変難しい作業をみんなでやった。

みんな素晴らしくて、みんな想いが溢れていて
とてもじゃないけど　選び出すことなんて不可能・・

静かに読みながら、私、ひとり涙が出そうなのを
一生懸命こらえながら読んでいた。
ほとんどの高校３年生が　１８年間育ててくれた親への
感謝の気持ちを丁寧に綴っている。

クラブや学習にお金をたくさん使わせてしまったこと
いつでも自分を支えてくれて力になってくれたこと
自分の好きな道を歩ませてくれたこと
毎朝、お弁当をつくってくれたこと
わがままを受け止めてくれたこと

お父さん・お母さんの子供でよかった・・と書いている子もいた。

お父さん、お母さん、大好き・・と書いている子

明るく楽しい家庭で育ててくれたから
今の自分がある・・と感謝している子

そして今から大きく開けていく未来に
不安を感じつつも　それ以上に大きな夢をもって
羽ばたこうとしている躍動感に圧倒されそうになる。

悔いのない人生を送ります！と宣言している子もいた。

涙をこらえながら胸いっぱいになって読んでると
隣の会報委員のお父さんも胸いっぱいになった様子で
「僕にもこんなときがあったなあ～
　思い出す・・夢と希望しかなかったなあ」

編集会議が無事終わったあとは
とても清清しいきもちになった。
たとえ４０歳だって、あの気持ちをもう一度持ったらいいやん
私だって、悔いのない人生を送ります！宣言

そして子供達を一生懸命応援して　
明るく楽しい家庭のなかで育てよう
いつも自分のそばに力強い支えがあるというのが
どれほど有難いことか、気付いてくれたら嬉しい