今回の芥川賞受賞作品 宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」読了。
作者の宇佐見りんさん、21歳!
うちの末っ子よりも 年が小さくて
私よりも31歳も年下。
本のストーリーは 生き辛さを感じている女の子が
アイドルを徹底的に応援することで
何とか「生」を保っているというような話。
「推し」という言葉も
最近、ニュアンスを理解するようになったばかりで
今の若いこは こんな感覚を持ってるんだと
新鮮な気持ちで読み終えた。
21歳という年齢を考えると
とても文体がしっかりしていて
驚くほどの完成度だけど
内容に関しては 私は、 ???だった。
今現在の若いひとは わかりすぎるくらい
わかることかもしれないけれど
正直言って ちょっと世代が違うかな。
これほど熱烈に想いを込めることができる
「推し」を持てないことは
若くない証だなあと 思った。