仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!
ツアー最後の訪問先は
なら歴史芸術文化村。
仏像や絵画・建造物・考古遺物等を
修理修復する作業現場を
公開されている。
仏像修理を行っている技術者の方から
文化財修理の解説を行っていただいた。
作業されている現場を拝見し
とても地道で根気の要る仕事だなと
感心した。
そして、この文化村は
なんと「道の駅」なのです。


知の探究の楽しさを提供している
全国でも珍しい、
ユニークな道の駅。
作業を見せて頂いたあとは
交流賑わい棟にて 奈良県各地の
銘品・名産のお買い物を楽しんだ。
舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ
長谷寺~昼食の後は
天理市に移動、長岳寺を訪れた。
824年に弘法大師様が創建された
古刹で 盛時には塔頭が48坊
あったそうだ。
1070余年も法燈を守り続けてこられ
今は しっとりと落ち着いたお寺。

御本尊は 阿弥陀三尊(重要文化財)、
鎌倉時代の仏像も拝観した。
また、このお寺にある狩野山楽筆の
「大地獄絵図」は、他に見ない貴重な文化財で
この日、特別開帳されていた。
地獄絵図の前で ご住職から絵解き説法
していただいた。
ひとつずつ丁寧にご説明をいただき
ユーモア溢れる説法は
大変、わかりやすくて面白くて
あっという間に時が過ぎた。
昔、子供の頃に天橋立のお寺で
記憶がおぼろげなんだけど
確か、地獄絵図が掲げてあり
ものすごく怖くて、絶対に嘘をついたり
悪いことをしてはいけない。。と
強く思ったのを思い出した。
このような地獄絵図は
勧善懲悪の世界を表し
ご先祖様を供養して、
地獄に落ちずに、天国に行こう!
との目的に描かれたものであろう。
浄財1,000円で、住職が作られた
冊子をもらった。

昔のひとは さぞかしこの絵図は
恐怖極まるものだっただろうな。
仏教の事や供養の事も
いろいろ書いてあって
私自身の勉強になりそう。
舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ
京都国立博物館の友の会ツアーで
奈良の長谷寺へ行った。
初瀬観音、初瀬詣で古来から
霊験あらたかなお寺として
有名だ。
京都国立博物館の主任学芸員、
竹下繭子先生が随行して
いろいろと解説してくださった。



山門をくぐったあと
399段の回廊を登っていく。

長谷寺は「花の寺」としても有名である。
この日は 菊の花がたくさん♪


紅葉もだいぶ進んで美しかった。

源氏物語のなかでも、
長谷寺へお詣りした玉鬘が
源氏に仕えている右近と
偶然に出逢ったところ。
そこから、玉鬘の運命が
グワーッと開けてくる。

さて、ツアーの昼食は
「一語一笑」(いちごいちえ)さん。
大きな大きな碗を前にして
みんな興味津々・・

眼にも美しい、美味しいものが
ギッシリで 蓋を開けて
歓声があがった。
このあと、もう一つのお寺へ。
舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ
さすがに寒くなってきました。
この連休は特に予定もなくて
仲の良い同級生と、jちゃんの家に
集まり、お喋りしながら
みんなでポテトコロッケを作った。

Jちゃんは元々、仕出し屋さんの娘さん
なので、業務用の大きな調理道具を
たくさん持っていて、
お料理も上手なこともあり
お友達や知り合いのおせち料理も
作っている。
なかでも彼女の手作りコロッケは
定番で、人気メニューの一つ。
ひょんなことから、みんなで作ろう!
ということになり5人集まった。
ジャガイモ80個の皮むきから
始まり、ひき肉を炒め、
ジャガイモを茹でてマッシュし、
丸めて 小麦粉・卵・パン粉を
つけていく。
200個以上のコロッケを作った!
若い頃は手作りコロッケを作ったけど
手間がかかるから 最近は
作ったことがない。
一人でこの作業を黙々とするには
大変だけど 同級生と喋りながら
手を動かすのは 楽しい。
途中で休憩をはさみながら
話すのは 介護と健康の話ばかり
もはや恋も子育ても終わり、
笑えてきた。
今度は、最新の大腸検査へみんなで
行こうということになった。
舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ
群ようこ著
「老いてお茶を習う」読んだ。

群ようこさんが68歳から
茶道教室の生徒さんになって
お茶を習い始めての一年間を
綴ったエッセイ。
私にとっては身近なことばかりで
ぐいぐい引き込まれて
すぐ読了となった。
初めて茶道に触れたときの
難しさや感激感動を思い出して
やっぱりお茶っていいなあと。
茶道の専門用語がたくさん出てきて
お茶をしていない方には
ちょっと面白くない本かもしれない。
群さんの師匠は 元編集者で
仕事を定年退職してから
茶道教室を披かれたそうで
群さんの茶道体験よりも
師匠の教室運営のほうが
興味そそられた。
スマホに頼る現代の生活の中で
茶道を通じて五感を、
美的感覚を、
自然を感じる感性を磨きたい
舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ
茶狂会茶会が始まるまで
時間があったので
弘道館へ立ち寄った。

弘道館では 只今、源氏物語を
表現したお菓子の展示が行われている。
舞鶴で練りきりのお菓子を作っておられる
「羽の華」さんが、弘道館の賞を
受賞されたとのことで
観に行ってきた。

源氏物語の様々なシーンを
和菓子で表現した 今回の展覧会。
皆様、創意工夫をなさって
素敵で美味しそうなお菓子がたくさん!!

こちらが舞鶴の「羽の華」さんの出品作品。
若菜上・下の帖で重要なモチーフとなる
猫ちゃんが登場している。

私が個人的に素敵だなと思ったお菓子は
こちら、「樺桜」
ある野分の翌日、源氏の息子・夕霧は
大風で几帳や屏風があちこちに散らばったなか
父の愛しい女性である紫の上を
偶然にも見てしまう。
気高く美しく あたりがさあっと匂うような美貌。
まるで
春のあけぼのの霞の間から
華やかな樺桜(かばざくら)が咲き乱れている
・・・そんな美しい紫の上だった。


10数年前、
この弘道館の茶道具の講座で
私は中田さんと出逢ったのだ。
ここは私にとって
お茶・日本文化の学びの原点となるところ。
よく晴れた土曜日
茶狂会10周年記念茶会が
慈受院門跡 薄雲御所で行われ
参加させていただいた。
敬愛する数寄者・中田さんが
主催されている茶狂会。
流派関係なく、ほんとのお茶の楽しみを
体現できるお茶会を10年
続けてこられたことを
たくさんの方々で お祝いした。



普段は非公開の慈受院門跡、
緑美しい、静謐な場所で
心豊かなひとときを過ごさせていただいた。

中田さんのお茶と出逢ってから
たくさんの方々とお知り合いになり
お茶の楽しみ方を学ぶことができた。
これからも お茶に狂うひとが
多数出てきますように!
「祭りには 狂ったひとが
たくさんいたほうが盛り上がって
楽しい」とのこと。
急に冷え込んできて
今日は立冬。
早いものでもう今年もあと2か月だ。
茶道では「炉」の季節となり、
先生が おはぎを作ってくださって
皆さんと開炉のお祝いをした。
そして昨日は11月お香の会。
午前中はお手前の稽古、
午後は組香の時間となる。

組香から参加される方々が9名ほど
おられるので 最近は全員で15名
くらいの人数になっている。
コロナ禍で 細々と続けていたのが
ずっと前のことのよう。
組香は「白露香」で遊んだ。


白露に 風の吹きしく 秋の野は
つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
秋の野の草の上にきらめく露に
風がふいて 真珠のネックレスが
パチンと弾いたように散ってしまう・・
そんな美しい状況を表現した和歌。
今まで組香のときは
先生が香木をご準備され、何の組香を
されるかも考えてこられていたが
ここ最近は、午前中のお稽古メンバーが
持ち回りで組香を担当することになっている。
組香の説明のみならず
季節や日本文化のお話を交え、
香木も選んで準備してくるという、
一段レベルアップした学びを
させていただくようになった。
ハードルが高く、難しいのだけど
自分の頭で考えて 大変勉強になる。
茶道でいえば、
点前の稽古ではなく、お茶事やお茶会の
テーマを決めたり準備や企画をしたり
するような感じだと思う。
一緒に稽古に励む仲間がいること
教えて下さる先生がいること
感謝しながら前に進みたい。
舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ