大阪へ。
湯木美術館にて茶道具の企画展示を
見てから大阪松竹座へ行った。
「10月大歌舞伎」は
市川海老蔵さんの
13代目市川團十郎白猿襲名披露であり、
ご子息の勸玄君の
8代目市川新之助初舞台という
おめでたい舞台。
2年にわたる襲名披露興行は
全国で行われ、このたび
大阪で最後を迎える。
夜の部を鑑賞した。
演目は 義経千本桜 鳥居前
一條大蔵譚 奥殿
口上を挟んで
最後は團十郎・新之助親子の連獅子
海老蔵の頃よりも風格が出て
立派になられたなと感じる團十郎さん。
新之助さんも大きくなられて
小学生とは思えないほどしっかりと
舞台を務められ素晴らしかった。
若くして亡くなられた麻耶さんが
生きておられたら どんなに・・・と
思うと目頭が熱くなる。
團十郎・新之助親子の「連獅子」、
様々な思いが頭の中を駆け巡った。
重責を継いでいくことは
とても大変だけれども、
麻央さんが この世に残した息子を
次代の歌舞伎役者に育てていく
團十郎さんは輝いている。
規模の大小はあるけど
どんな家庭も生業も、
息子と父親は
目には見えない絆で
しっかりと結ばれている。
日本文化のためにも
頑張ってほしい!
間違えていました
失礼いたしました