石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

吉例顔見世興行 南座

2021-12-05 15:38:31 | Weblog

冬の京の風物詩 南座顔見世へ行った。

まねき看板に彩られた南座を見ると

わー!年末がやってきたーと感じる。

第一部を鑑賞した。

この日は 宮川町の芸舞妓さんの「花街総見」の日で

綺麗な芸舞妓さんが たくさん来られてて

とても華やか

マスク姿の舞妓さん達が コロナの時代を物語っている。

 

今年の第一部は 昨年88歳で亡くなられた、

坂田藤十郎さんの三回忌追善狂言。

「晒三番叟」という舞踊劇と「曽根崎心中」だった。

「晒三番叟」は孫の中村壱太郎さんが如月姫を舞われた。

私も日舞を学ぶ端くれなので

壱太郎さんの優雅な舞姿に目が離せなかった。

ほんとうに美しく、素晴らしい。

 

「曽根崎心中」は ご存じ、お初・徳兵衛で有名な

近松門左衛門の大名作。

坂田藤十郎さんは お初役を1351回演じられたとか。

そのお初を次男の中村扇雀さん、

徳兵衛を長男の中村鷹治郎さんが熱演された。

最後の心中シーン、美しさと刹那さで

胸いっぱいになり 感動した。

約1年ぶりの歌舞伎鑑賞だったけど

歌舞伎って やっぱり凄いなと思う。

衣装や舞台の華やかさ、美しさ、

決まった「型」の気持ちよさ、

三味線・お囃子・舞の優美さ、

何もかもが すごく好きだ。

代々、親子で家の芸を継承されることも

大変なことだと思う。

家族ぐるみで 子供を次世代の役者に育てていかないといけない。

若い役者さん、頑張って~!!

 

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